【中学英語】間接疑問文が「合体技」でわかる!佐藤先生とミライくんの語順攻略ガイド
目次
間接疑問文とは?
先生、ちょっといいですか この「間接疑問文」っていうの、名前からして難しそうで、教科書を読んでもさっぱりなんです。
ミライくん、難しく考える必要はないよ。これはね、「丁寧な聞き方」や「自分の知っていることを伝える」ときに使う、魔法の合体技なんだ。
合体技?
そう。例えば、ミライくんが知らない街で道に迷ったとしよう。通りすがりの人に「駅はどこだ!」っていきなり聞くのは、ちょっと勇気がいるし、ぶっきらぼうだよね?
確かに。僕なら「駅がどこにあるか、教えてくれませんか?」って聞きます。
その通り!その「駅がどこにあるか」という部分が、まさに間接疑問文なんだ。今日はこの仕組みを、ミライくんの日常会話を使って解き明かしていこう。
お願いします。何から覚えればいいですか。
まずは、二つの文を合体させるイメージを持とう。
例えば、「I don't know(僕は知らない)」という文と、「Where is the station?(駅はどこ?)」という文があるとする。
これを合体させて「駅がどこにあるか、僕は知らない」と言いたいとき、どうなると思う?
例えば、「I don't know(僕は知らない)」という文と、「Where is the station?(駅はどこ?)」という文があるとする。
これを合体させて「駅がどこにあるか、僕は知らない」と言いたいとき、どうなると思う?
ええと、そのまま繋げて「I don't know where is the station?」……ですか?
おっと、そこが最大の落とし穴なんだ。間接疑問文には、たった一つだけ、絶対に守らなきゃいけない鉄のルールがある。
それは「疑問文の語順を、普通の文(肯定文)の語順に戻す」ということなんだ。
それは「疑問文の語順を、普通の文(肯定文)の語順に戻す」ということなんだ。
そう。普通の疑問文では「Where is the station?」と、isが前に出ているよね。でも、他の文の中に組み込まれるときは、「Where the station is」という順番に変えなきゃいけない。つまり「疑問詞 + 主語 + 動詞」のセットを作るんだ。
疑問詞、主語、動詞……。
じゃあさっきの文は「I don't know where the station is.」になるってことですか。
じゃあさっきの文は「I don't know where the station is.」になるってことですか。
その通り!完璧だね。ミライくん、今の「is」の位置に注目してごらん。文の最後にポツンと置かれているだろう?これが間接疑問文の大きな特徴なんだ。
なるほど。でも先生、どうしてわざわざ順番を変えるんですか。
それはね、もうこの文全体としては「質問」ではなくなっているからなんだ。「駅はどこですか?」と聞いているのではなく、「駅がどこにあるか」という「一つのカタマリ(名詞の役割)」として扱っているからなんだよ。
一つのカタマリ……。なんだか、パズルみたいですね。
いい表現だね。じゃあ、もう少し練習してみよう。
今度は「Do you know?(知ってる?)」と、「Who is that boy?(あの男の子は誰?)」を合体させてみて。
今度は「Do you know?(知ってる?)」と、「Who is that boy?(あの男の子は誰?)」を合体させてみて。
「あの男の子が誰か知ってる?」ですね。
ええと、ルールは「疑問詞 + 主語 + 動詞」だから……
「Do you know who that boy is?」ですか。
ええと、ルールは「疑問詞 + 主語 + 動詞」だから……
「Do you know who that boy is?」ですか。
正解!飲み込みが早いね。
じゃあ、ここからが中学生が一番間違えやすい、最強の敵を紹介しよう。
じゃあ、ここからが中学生が一番間違えやすい、最強の敵を紹介しよう。
えっ、まだ何かあるんですか。
「do」や「does」や「did」を使った疑問文の場合だ。
例えば、「What time does the movie start?(映画は何時に始まりますか?)」という文を、「教えてください(Please tell me)」の中に組み込んでみて。
例えば、「What time does the movie start?(映画は何時に始まりますか?)」という文を、「教えてください(Please tell me)」の中に組み込んでみて。
ええと、語順を戻すんですよね。
「Please tell me what time does the movie start.」……あれ、なんか変だな。
「Please tell me what time does the movie start.」……あれ、なんか変だな。
そうだね。普通の文に戻すときは、疑問文を作るための助っ人だった「does」は消えてしまうんだ。その代わり、動詞の「start」に、doesが持っていた「s」を返してあげなきゃいけない。
あ、三単現のsだ!
ということは、「Please tell me what time the movie starts.」になるんですか。
ということは、「Please tell me what time the movie starts.」になるんですか。
その通り!「does」を消して、動詞を元の三単現の形に戻す。
じゃあ、過去形ならどうなるかな。
「I didn't know(知らなかった)」と「When did he leave?(彼はいつ出発したの?)」を合体させてごらん。
じゃあ、過去形ならどうなるかな。
「I didn't know(知らなかった)」と「When did he leave?(彼はいつ出発したの?)」を合体させてごらん。
ええと、「did」を消すんですよね。
消した代わりに、動詞を過去形に戻せばいいから……
「I didn't know when he left.」!
消した代わりに、動詞を過去形に戻せばいいから……
「I didn't know when he left.」!
素晴らしい!ミライくん、もうコツを掴んだね。
間接疑問文のポイントは、疑問詞(where, when, who, what, how など)を見つけたら、その後の「主語 + 動詞」の並びをしっかり守ることなんだ。
間接疑問文のポイントは、疑問詞(where, when, who, what, how など)を見つけたら、その後の「主語 + 動詞」の並びをしっかり守ることなんだ。
先生、ちなみに「how」を使った場合はどうなりますか。
「How can I use this?(これをどうやって使うんですか?)」とか。
「How can I use this?(これをどうやって使うんですか?)」とか。
いい質問だね。これも同じだよ。
「Do you know how I can use this?」という順番になる。
「how + 主語 + 助動詞 + 動詞」という形だね。
「Do you know how I can use this?」という順番になる。
「how + 主語 + 助動詞 + 動詞」という形だね。
なんだか、だんだん慣れてきました。
要するに、大きな文の中に、小さな疑問文を「お辞儀をさせて」入れる感じですね。
威張って「is」を前に出すんじゃなくて、おとなしく後ろに下がるというか。
要するに、大きな文の中に、小さな疑問文を「お辞儀をさせて」入れる感じですね。
威張って「is」を前に出すんじゃなくて、おとなしく後ろに下がるというか。
ははは、面白い表現だね!まさにその通りだよ。
相手に何かを尋ねるとき、「Do you know...?」や「I want to know...(知りたいな)」、「Tell me...(教えて)」といったフレーズを前に置くことで、角を立てずに情報を聞き出すことができる。これが大人の英語の第一歩なんだ。
相手に何かを尋ねるとき、「Do you know...?」や「I want to know...(知りたいな)」、「Tell me...(教えて)」といったフレーズを前に置くことで、角を立てずに情報を聞き出すことができる。これが大人の英語の第一歩なんだ。
僕も大人な英語が使えるようになりたいです。
あ、でも先生、疑問詞がない場合はどうするんですか。
「彼は来るかな?(Will he come?)」みたいな、「はい」か「いいえ」で答える質問のときです。
あ、でも先生、疑問詞がない場合はどうするんですか。
「彼は来るかな?(Will he come?)」みたいな、「はい」か「いいえ」で答える質問のときです。
おっと、ミライくん、鋭いところを突いてくるね。
疑問詞がないときは、代わりに「if」か「whether」という言葉を接着剤として使うんだ。
これらは「~かどうか」という意味になるよ。
疑問詞がないときは、代わりに「if」か「whether」という言葉を接着剤として使うんだ。
これらは「~かどうか」という意味になるよ。
「~かどうか」……。
じゃあ、「彼が来るかどうか、僕は知らない」なら
「I don't know if he will come.」になるんですか。
じゃあ、「彼が来るかどうか、僕は知らない」なら
「I don't know if he will come.」になるんですか。
正解!ここでも語順は「主語 + 動詞」のままだよ。
「if」は「もし」っていう意味以外に、この間接疑問文の接着剤としての役割も持っているんだ。
「if」は「もし」っていう意味以外に、この間接疑問文の接着剤としての役割も持っているんだ。
「if」も接着剤になれるんですね。
先生、間接疑問文って、実は日常ですごく使われてるんじゃないですか?
先生、間接疑問文って、実は日常ですごく使われてるんじゃないですか?
その通りだよ。例えば、「今何時かわかる?」は「Do you know what time it is?」だし、「彼が何が好きか知ってる?」は「Do you know what he likes?」だ。
これを使えるようになると、ぶっきらぼうな英語から、とても自然でスムーズな英語にレベルアップできるんだよ。
これを使えるようになると、ぶっきらぼうな英語から、とても自然でスムーズな英語にレベルアップできるんだよ。
よーし、今日の宿題は全部、間接疑問文の語順に気をつけてやってみます!
「疑問詞、主語、動詞」の呪文を忘れないようにします。
「疑問詞、主語、動詞」の呪文を忘れないようにします。
その意気だよ、ミライくん。
もし途中で迷ったら、その小さな疑問文を一度、普通の「。で終わる文」に戻してみるといい。
それが、間接疑問文の中身そのものになるからね。
もし途中で迷ったら、その小さな疑問文を一度、普通の「。で終わる文」に戻してみるといい。
それが、間接疑問文の中身そのものになるからね。
結論:間接疑問文を完璧に理解する3つのステップ
間接疑問文とは、ある文章の中に「~はどこか」「~は誰か」といった疑問の内容を組み込んだ形のことを指します。理解を確実にするためのポイントは以下の3点です。
1. 語順は「疑問詞 + 主語 + 動詞」
最大のルールです。通常の疑問文のように「Where is...」や「Who is...」と動詞を前に出さず、普通の文と同じ「Where the station is」という順番に直してから、大きな文に合体させます。
2. 「do / does / did」は消去する
疑問文を作るための助動詞「do / does / did」は、合体するときには不要になります。ただし、消す代わりに、動詞の形を「現在形の三単現(sをつける)」や「過去形(edなど)」に正しく戻すことを忘れないようにしましょう。
3. 疑問詞がないときは「if」を使う
「Yes / No」で答える質問を組み込むときは、疑問詞の代わりに「if(~かどうか)」を置きます。その後の語順も、やはり「主語 + 動詞」となります。
この仕組みを覚えるだけで、相手に配慮した丁寧な依頼や、複雑な状況の説明ができるようになります。まずは「I don't know what it is.(それが何か知らない)」のような、短くてシンプルな形を口に馴染ませることから始めてみましょう。
先生、ありがとうございました!これでワークの続き、自信を持って解けそうです!
いいよ。頑張ってね、ミライくん。応援しているよ。
理解度チェッククイズ
Q1. 「私は彼が誰か知らない。」正しいのはどれ?
Q2. 「彼女が何時に来るか教えて。」正しいのはどれ?
Q3. 「彼が幸せかどうか知っていますか?」正しいのはどれ?
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