英語長文の表・グラフ問題が苦手な人必見!パニックを防ぐ「宝探し」攻略法
定期テスト返却日の放課後:表がある問題だけ全滅の理由
佐藤先生、またやってしまいました。今回の英語のテスト、文章自体はなんとなく読めた気がしたんですけど、後半の表やグラフがついている長文で一気に点数を落としちゃいました。
おや、ミライくん。それは惜しかったですね。表や図がついている問題は、最近の高校入試でも本当によく出題されるトレンドの形式なんですよ。
そうなんですか。でも、英語を読んでいる途中でいきなり数字がいっぱいの表が出てくると、パニックになっちゃうんです。どこを見ていいかわからないというか、英語と表が別々のものに見えてしまって。
その気持ち、よくわかります。英語の文章だけでも大変なのに、さらに図まで処理しなきゃいけないと思うと負担に感じますよね。でもね、ミライくん。実は「表や図がある長文」は、コツさえつかめば普通の長文よりもずっと短時間で満点が狙える、超お得な問題なんです。
ええっ、お得なんですか。僕にとっては最強の敵に見えるんですけど。
ふふふ。実は、表や図は「答えがここに書いてありますよ」というヒントの塊なんです。今日は、パニックにならずに確実に正解を見つけるための作戦を練りましょう。
英語を読む前に勝負は決まっている
作戦、ぜひ教えてください。まず、何から読めばいいですか。やっぱり最初の英文からですか。
いいえ、そこが最大の落とし穴です。表や図がある問題で、いきなり本文を一行目から読み始めるのは、地図を持たずに迷路に飛び込むようなものですよ。
じゃあ、どこから見るんですか。
まずは「表のタイトル」と「項目の名前」だけを日本語に直してチェックするんです。例えば、表の上に「Timetable」とあれば、これはスケジュールの話だなとわかりますよね。左側に「Price」、右側に「Time」とあれば、「料金と時間の関係を比べるんだな」という心の準備ができます。
なるほど。先に「何についての表か」をわかっておけば、英語を読んでいるときに「あ、今の値段の話は表のあの部分のことだ」ってつながりますね。
その通りです。そしてもう一つ、本文を読む前に「設問(問い)」を先に読んでしまいましょう。
問題の方を先に見るんですか。
そうです。表がある問題の多くは、「一番安いプランはどれか」とか「午後三時以降に空いているのは誰か」という風に、特定の情報を探させる問題がほとんどです。先に何を探すべきか知っていれば、本文の英語を全部完璧に訳さなくても、必要な数字の周りだけを丁寧に読めば答えが出てしまうんですよ。
宝探しのように情報をリンクさせる
でも先生、表の数字だけ見て答えたら、本文に書いてある「ひっかけ」に捕まりそうな気がします。
素晴らしい。その警戒心はとても大切です。表つき長文を解くときの鉄則は、「本文と表を何度も往復する」ことです。
往復、ですか。
例えば、表にはAプラン「1000円」、Bプラン「2000円」と書いてあるとします。でも本文をよく読むと、「学生は半額になる」とか「日曜日はプラス500円かかる」といった条件が隠されていることが多いんです。
あ、それです。僕が間違えたのもそのパターンでした。
だから、本文の中に数字や時間、曜日、人名などの「表に関係しそうなキーワード」が出てきたら、すぐにペンで丸をつけて、表の該当する部分に矢印を引っ張るくらいの勢いでメモを取るんです。本文の英語を日本語に訳すのが目的ではなく、本文という説明書を読んで、表というデータを完成させる作業だと思ってください。
説明書を読んでデータを完成させる……。なんだか、ゲームのミッション攻略みたいで少し楽しくなってきました。
その感覚です。全部の英語を綺麗に訳そうとしなくていいんです。必要な情報を見つけて、表に書き込んでいく。これが「図表問題」の正しい戦い方なんですよ。
比較の言葉は正解へのサイン
先生、もう一つ質問です。他にも、注意しておくべき言葉とかはありますか。
ありますよ。表が出る問題で、必ずといっていいほど使われる英語の形が二つあります。それは「比較級」と「最上級」です。
betterとかthe bestとか、erやestをつけるやつですね。
正解です。表は複数のものを比べるためにあるので、「こちらの方が安い(cheaper)」とか「これが一番速い(the fastest)」という表現が正解の決め手になるんです。
確かに。表の横に「これが一番おすすめ」とか書いてある本文をよく見ます。
あとは「than(〜よりも)」や「as long as(〜と同じくらい長い)」なども重要ですね。これらの言葉が出てきた瞬間に、表の中の二つの項目を指で押さえて比べるクセをつけましょう。
指で押さえる。それなら僕にもできそうです。
英語が苦手な人ほど、目を動かすだけで解こうとして迷子になってしまいます。ペンで書き込み、指で追い、情報をリンクさせる。この「体を使った読解」が、ミスを防ぐ最大の方法なんですよ。
よし、次の模試ではまずタイトルと設問を見て、本文を読みながら表にどんどんメモを書き込んでみます。
いい意気込みですね。ミライくんなら、きっと「表がある方が簡単だ」と言えるようになりますよ。
結論:図表がある英語長文を攻略する三つのステップ
表や図が含まれる長文読解でパニックにならず、効率よく正解を導き出すための手順をまとめました。
- 英語を読む前に「表の枠組み」と「設問」を確認する
いきなり本文を読まず、まずは表のタイトルや縦軸・横軸の項目名を見て、何についてのデータかを把握します。次に設問を読み、「何を探すべきか(値段、時間、場所など)」を明確にします。 - 本文と表を「往復」して、条件を書き込む
本文の中に数字、曜日、比較を表す言葉(er, est, more, most)が出てきたら、すぐに表と照らし合わせます。「学生割引」や「時間外料金」などの条件は、忘れないように表の横に直接メモを書き込みましょう。 - 全部を訳そうとせず「情報の宝探し」に徹する
すべての英文を完璧に日本語にする必要はありません。設問で問われている答えを見つけるために必要な部分だけを丁寧に読み、表というパズルを完成させるイメージで取り組みましょう。
結論として、図表問題は「英語の知識」だけでなく「必要な情報を探し出して整理する作業」だと割り切ることで、飛躍的に正解率を高めることができます。
この攻略法を知っていれば、図表は敵ではなく、あなたに答えを教えてくれる最大の味方になります。次のテストでは、ぜひ宝探しを楽しむような気持ちで挑戦してみてください。
佐藤先生、ありがとうございました。まずは表のタイトルをチェックするところから始めてみます。
理解度チェッククイズ!
Q1. 表や図がある英語長文で、最初に行うべきことは?
Q2. 本文の中に数字や条件(割引など)が出てきたらどうする?
Q3. 図表問題で正解の決め手になりやすい英語の表現は?
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