佐藤先生
ミライくん、こんにちは。今日は英語の文法の中でも、文章をぐっと長く、詳しくするために欠かせない「従属接続詞(じゅうぞくせつぞくし)」について特訓しようか。
ミライくん
先生、こんにちは。じゅうぞく……?なんだか漢字が難しくて、聞くだけで頭が痛くなりそうです。接続詞って「and」とか「but」のことじゃないんですか?
佐藤先生
いいところに気づいたね。実は「and」や「but」は「等位接続詞」と言って、同じくらいの重さの言葉を横につなぐ役割なんだ。でも、今日やる「従属接続詞」はちょっと上下関係があるのが特徴なんだよ。
ミライくん
上下関係ですか?英語の言葉にも先輩と後輩みたいなのがあるんですか。
佐藤先生
まさにそんなイメージだね!メインとなる「主役の文」と、それを詳しく説明してサポートする「脇役の文」をつなぐのが従属接続詞なんだ。代表的なものに「when」や「because」、「if」があるよ。
ミライくん
えっ、whenとかifって接続詞だったんですか?「いつ」とか「もし」っていう意味の単語だと思っていました。
佐藤先生
そうだね。単語一つの意味も大事だけど、文と文をくっつける「接着剤」としての働きがすごく重要なんだ。例えば、「僕が家を出たとき、雨が降っていた」という文を考えてみよう。英語にすると「When I left home, it was raining.」になるよね。
ミライくん
はい、それはわかります。
佐藤先生
この文で一番伝えたい「主役」のニュースは何かな?
ミライくん
ええっと……「雨が降っていた」ことですか?
佐藤先生
正解!「雨が降っていた」のがメインの文。そして「僕が家を出たとき」というのは、その雨がいつ降っていたのかという「おまけの情報」だよね。この「おまけ(脇役)」の文の先頭にくっついて、「今からおまけの説明を始めるよ!」と合図するのが従属接続詞の役割なんだ。
ミライくん
なるほど。「When」が「今から時間を説明する脇役が通りますよー」って旗を振っている感じですね。
佐藤先生
その通り、完璧なイメージだよ!この従属接続詞を使うときには、一つだけ絶対に守らなければいけない「鉄のルール」があるんだ。ミライくん、何だと思う?
ミライくん
うーん、難しいなぁ。順番とかですか?
佐藤先生
惜しい!正解は「従属接続詞の後ろには、必ず<主語+動詞>のセットを置く」ということなんだ。
ミライくん
主語と動詞のセット……。つまり、ちゃんと「誰がどうする」というミニ文章を作らなきゃいけないってことですね。
佐藤先生
そうなんだ。「When lunch(昼ご飯のとき)」とは言わずに、「When I eat lunch(僕が昼ご飯を食べるとき)」という風に、後ろに文をつなげるのが接着剤としてのルールなんだよ。
ミライくん
なるほど。なんとなくわかってきました。他にはどんな仲間がいるんですか?
佐藤先生
よく使うのは、理由を説明する「because」だね。「疲れていたから、早く寝た」なら「I went to bed early because I was tired.」となる。これも「疲れていた」という理由の文の前に「because」という接着剤がついているよね。
ミライくん
これ、順番を入れ替えてもいいんですか?「Because I was tired, I went to bed early.」みたいに。
佐藤先生
おっ、鋭いね!実は入れ替えても意味は同じなんだ。ただし、脇役の文(接続詞がついている方)を先に書くときは、主役の文との間に「,(カンマ)」を打つというルールがあるんだよ。
ミライくん
カンマ……。テストで忘れちゃいそうなやつですね。気をつけなきゃ。
佐藤先生
そうだね。あとは「もし~なら」の「if」や、「~だけれども」の「though」なんかも仲間だよ。これら全部に共通しているのは、「後ろに文を従えて、主役の文を詳しく説明する」ということ。だから「従属」接続詞って呼ぶんだ。
ミライくん
主役に従うから「従属」なんですね。やっと名前の意味がわかりました。
佐藤先生
よかった。最後に、少しだけ間違いやすいポイントを教えておくね。ミライくん、「that」って知ってるよね?「あれ」っていう意味以外に。
ミライくん
ええっと、「I think that...」とかで使うやつですか?
佐藤先生
そう!その「that」も実は従属接続詞の仲間なんだ。これは「~ということ」というカタマリを作る働きがある。「I think that he is kind.」なら「彼が親切だ、ということ」を「思っている」という意味になるよね。
ミライくん
あぁ!これも「he is kind」っていう文を「that」がつなげているんですね。
佐藤先生
その通り。従属接続詞は、文を「時」「理由」「条件」「~ということ」といった色々な情報のカタマリに変えて、大きな文の中に組み込む魔法の接着剤なんだよ。
ミライくん
魔法の接着剤かぁ。これを使えるようになると、短い文をたくさん言わなくても、一つの文で詳しく説明できるようになりますね。
佐藤先生
その意気だよ、ミライくん。これができると、英語がもっと楽しくなるはずだ。それじゃあ、今日の内容をしっかりまとめて、結論を確認してみよう。
従属接続詞についての結論
1. 従属接続詞とは
文と文をつなぐ接着剤の役割をします。メインとなる「主役の文」に対して、時や理由など「おまけの情報(脇役の文)」をくっつける言葉です。
2. 代表的な仲間たち
時を表す:when(~のとき)、before(~の前)、after(~の後)、while(~の間)
理由を表す:because(~なので)、as(~なので)
条件を表す:if(もし~なら)、unless(~でない限り)
逆説を表す:though / although(~だけれども)
内容を表す:that(~ということ)
3. 使い方のルール
必ず後ろに「主語 + 動詞」の文を続けます。
接続詞がついている方の文(脇役)を文頭に置くときは、主役の文との間に「,(カンマ)」を入れます。
When it is sunny, I go outside.
主役の文を先に書くときは、カンマは不要です。
I go outside when it is sunny.
4. 覚え方のコツ
接続詞は「今からおまけの説明を始めますよ!」という合図の旗だと考えましょう。whenなら「時の説明」、becauseなら「理由の説明」が始まると心の準備をして後ろの文を読むのがコツです。
確認テスト!どの接続詞が入るかな?
1. (____) I was a child, I lived in Tokyo.(子供だったとき、東京に住んでいました。)
When
Because
2. I study English (____) I want to go to America.(アメリカに行きたいので、英語を勉強します。)
because
if
3. (____) it rains tomorrow, we will stay home.(もし明日雨が降ったら、家にいます。)
If
That