使役動詞(make・have・let・get)を完全整理|中学生でもわかる英文法解説
目次
結論:英語の使役動詞は「~させる・~してもらう」と言うときに使う
英語の 使役動詞(causative verbs) は、
「誰かに何かをさせる」や「誰かに何かをしてもらう」
という意味を表す特別な言い方です。主に以下の4つが基本です:
| 使役動詞 | ざっくり意味 |
|---|---|
| make | 無理やり~させる |
| have | 当然のように~してもらう |
| let | 許可して~させる |
| get | 説得やお願いをして~してもらう |
この4つを上手に使い分けることで、英語で自分の気持ちをより正確に伝えられるようになります。
① 使役動詞って何?
まずは言葉の意味
英語で 使役動詞(causative verbs) とは、
「誰かに何かをさせる」
という意味をもつ動詞のことです。文の形は次のようになります:
主語 + 使役動詞 + 人/物 + 動詞
例:
I made him clean the room. (私は彼に部屋を掃除させた)
この文は「自分で掃除した」のではなく、「他の人に掃除させた」という意味です。
② 使役動詞 4つの使い方
✅ 1. make:無理やり~させる
make は 「相手の意思に関係なく、無理やり~させる」 ときに使います。
My mom made me study English. (お母さんは私に英語を勉強させた)
ここでは、「勉強したくなかったけど、無理やりやらされた」というニュアンスになります。
👉 ポイント
make の後には 動詞の原形(toなし) が来ます。
例:make + 人 + 動詞の原形
✅ 2. have:当然のように~してもらう
have は、「頼んだり、当然してもらう」という意味です。
I had my brother wash the dishes. (私は兄に皿を洗ってもらった)
このニュアンスは「当然のようにそれをお願いした」という感じです。
強制ではなく「お願いした」や「当然としてもらった」です。
👉 ここでも 動詞の原形(toなし) が続きます。
✅ 3. let:許可して~させる
let は、「許可を出して~させる」ときに使います。
She let her friend use her phone. (彼女は友達に電話を使わせた)
これは「使っていいよ」と許可したイメージです。
相手の希望や考えが尊重されています。
👉 let の後も 動詞の原形(toなし) が続きます。
✅ 4. get:説得して~してもらう
get は、他の使役動詞と少し形が違います。
「お願いしたり、説得して~してもらう」 ときに使います。
I got my sister to help me with homework. (私は妹に宿題を手伝ってもらった)
この場合は let や make と違って、動詞の前に to が必要です。
つまり get + 人 + to + 動詞の原形 という形です。
③ それぞれの違いを感じてみよう
英語の使役動詞は、どれも「~させる」や「してもらう」という意味ですが、力の強さやニュアンスが少しずつ違います。
| 動詞 | 意味の強さ | 特徴 |
|---|---|---|
| make | ⬆️ 強い | 無理やりさせる |
| get | ↔️ 中間 | 説得してさせる |
| have | ↔️ 中間 | 頼んで当然してもらう |
| let | ⬇️ 弱い | 許可してさせる |
たとえば:
My teacher made me speak English. (先生は私に英語を話させた → ちょっとキビシイ感じ) I got my friend to speak English. (友だちを説得して英語を話してもらった → ちょっと柔らかい) I had my friend speak English. (友だちに英語を話してもらった → 当たり前に頼んだ) I let my friend speak English. (友だちに英語を話すのを許した → 自由にさせた)
こんな風に少しずつ意味が違ってきます。
④ 例文で整理しよう
✅ make の例
My father made me do my homework. (お父さんは私に宿題をさせた)
✅ have の例
I had him fix my bike. (私は彼に自転車を直してもらった)
✅ let の例
They let the dog sleep inside. (彼らは犬を中で寝かせた)
✅ get の例
She got her dad to buy her lunch. (彼女はお父さんに昼ごはんを買ってもらった)
📗 よくある間違いポイント
❌ 原形と to の違い
- make / have / let → 原形不定詞(toなし)
例:make him go, let them play, have her come
- get → to 不定詞
例:get him to go, get them to play, get her to come
間違えやすいのでしっかり押さえましょう。
✅ 最後の結論まとめ
英語の使役動詞は、
👉 「誰かに何かをさせる」や「してもらう」
という意味を表す大切な表現です。
- make → 強制してさせる
- have → 頼んで当然してもらう
- let → 許可してさせる
- get → 説得してしてもらう
この4つを使い分けることで、英語をより自然に話せるようになります!
必要なら練習問題・例文強化版や、会話でよく使うフレーズ集も作りますよ。希望があれば言ってください!
