【英語】mustとhave toの違いは?意味・否定形・過去形を中学生向けにわかりやすく解説
英語の「~しなければならない」という表現、must と have to。テストでもよく出るし、日常会話でもめちゃくちゃ使います。でも、ぶっちゃけ「どっちも一緒じゃないの?」って思いませんか?
実は、この2つには「心の温度差」があるんです。これをマスターすると、相手に自分の気持ちがもっと正確に伝わるようになります。
学校の放課後のシーンをのぞきながら、佐藤先生と一緒にその違いを解き明かしていきましょう!
目次
放課後の教室:忘れ物とサッカーの練習
オレンジ色の夕日が差し込む放課後の教室。ミライくんが慌てて荷物をまとめています。そこへ、ちょうど帰宅しようとしていた英語の佐藤先生が通りかかりました。
ミライくん
あ!佐藤先生!やばいです、今すぐ帰らないと!
佐藤先生
おや、ミライくん。そんなに急いでどうしたんだい?何か忘れ物かな?
ミライくん
そうなんです!宿題のプリントを机に置いたままにしちゃって。今日中に終わらせておかないと、明日の授業で自分が困っちゃうから「絶対にやらなきゃ」と思って!
佐藤先生
なるほど、自分のために頑張ろうとしているんだね。今のミライくんの「よし、やるぞ!」という強い気持ちを英語にするなら、"I must do my homework." がぴったりだ。
ミライくん
マスト……あ、聞いたことあります!「絶対やる」って感じですよね。
佐藤先生
その通り。ミライくんの「宿題を終わらせたい!」という熱い意志がこもっているね。でも、もしミライくんが「宿題は正直面倒だけど、提出しないと成績に響くから、ルールとしてやらざるを得ないなぁ」という状況だったら、"I have to do my homework." を使うのが自然なんだよ。
ミライくん
えっ、どっちも「やらなきゃいけない」なのに、使い分けるんですか?
佐藤先生
そうなんだ。急いでいるところ悪いけど、この違いを知っておくと、後で英語の課題をやる時にも役立つよ。3分だけ解説してもいいかな?
ミライくん
3分なら!ぜひ教えてください!
自分の「ハート」か、周りの「状況」か
佐藤先生
まず、must の方は「自分の強い意志」がポイントなんだ。
ミライくん
自分の意志?
佐藤先生
そう。「誰かに強制されているわけではなく、自分の心の中から『どうしてもこうしたい!』『絶対にこうしなきゃ!』と強く思っている」ときに使うんだ。例えば、ミライくんが「明日の試合で活躍したいから、自主練を絶対にやるぞ!」と思うときは、"I must practice soccer." だね。
ミライくん
へぇー!自分の熱い気持ちが乗っかっているのが must なんだ。
佐藤先生
正解。一方で、have to はどうかな?have to は、自分の気持ちというよりは、「周りの状況や決まり」が理由なんだ。
ミライくん
周りの状況、ですか。
佐藤先生
例えば、「部活のルールで、明日は朝練に行かなきゃいけない」とか、「お母さんに頼まれたから、帰りに牛乳を買わなきゃいけない」とか。自分の気持ちが「やりたい」かどうかは置いといて、「そうしなければならない状況にある」ときに使うのが have to なんだよ。
ミライくん
あー、なるほど!
* must = 自分の「やるぞ!」という熱いハート。
* have to = 周りのルールや事情で「やらなきゃ」。
こういうことですね!
* must = 自分の「やるぞ!」という熱いハート。
* have to = 周りのルールや事情で「やらなきゃ」。
こういうことですね!
佐藤先生
その理解でバッチリ!だから、親友に「君は絶対この映画を見るべきだよ!(見てほしい!)」と熱く勧める時は must を使うし、「明日は歯医者の予約があるから行かなきゃ」という時は have to を使うのが自然なんだ。
否定形になると、意味が180度変わる!?
ミライくん
先生、もう一個聞いてもいいですか?否定にする時、must not と don't have to も、使い分けがあるんですか?
佐藤先生
実はここが一番大事なポイントなんだ。否定形にすると、意味が「全く別物」になってしまうんだよ。
ミライくん
ええっ!「しなくていい」じゃないんですか?
佐藤先生
まず、must not は「絶対にダメ!」という「禁止」を意味するんだ。
「廊下を走るな」とか「ここにゴミを捨てるな」という、強いストップだね。
「廊下を走るな」とか「ここにゴミを捨てるな」という、強いストップだね。
ミライくん
うわ、厳しい!「絶対禁止」ですね。
佐藤先生
それに対して、don't have to は「~しなくてもいいよ」という「不要」を意味するんだ。「今日はテストが終わったから、勉強しなくてもいいよ」とか「この本はもう持ってるから、買わなくていいよ」という感じだね。
ミライくん
えー!全然違うじゃないですか。
* must not = やっちゃダメ!(禁止)
* don't have to = やらなくていいよ(自由)
ってことか。これ、間違えたらえらいことになりますね。
* must not = やっちゃダメ!(禁止)
* don't have to = やらなくていいよ(自由)
ってことか。これ、間違えたらえらいことになりますね。
佐藤先生
そうだね。友達に「無理して来なくていいよ(don't have to)」って優しく言おうとして、「来るな!(must not)」って言っちゃったら、絶交されちゃうかもしれない(笑)。
過去の話はどうするの?
ミライくん
そういえば、「昨日、練習しなきゃいけなかったんだ」みたいに、昔のことを言う時はどうするんですか?
佐藤先生
いいところに気づいたね!実は must には過去形がないんだ。
ミライくん
えっ、ないんですか!?
佐藤先生
そう。だから、過去のことを言いたい時は、自分の意志だろうがルールだろうが、全部 have to の過去形である "had to" を使うんだよ。
ミライくん
じゃあ、「昨日は絶対宿題やるぞって思ってたんだ」も "I had to" なんですか?
佐藤先生
その通り。過去の話になると、全部 had to にまとまるんだ。これはテストでも「must を過去の文に書き換えなさい」という形でよく出るから、覚えておくとラッキーだよ。
まとめ:これさえ見ればもう迷わない!
ミライくん
先生、ありがとうございます!急いでたけど、聞いてよかったです。忘れないように、最後にまとめてもらえますか?
佐藤先生
もちろんだよ。この表をイメージしておけば完璧だ。
1. 肯定文(~しなければならない)
| 言葉 | ニュアンス | 理由の場所 |
|---|---|---|
| must | 「絶対やるぞ!」 という強い気持ち | 自分の心の中 |
| have to | 「そういう決まり・状況なんだ」 という義務 | 外側のルール・事情 |
2. 否定文(ここが一番の違い!)
| 言葉 | 意味 | 覚え方 |
|---|---|---|
| must not | 「~してはいけない」 | 強力な禁止(ダメ!) |
| don't have to | 「~しなくてもよい」 | おまけ・自由(しなくてOK!) |
3. 大事なポイント
* 過去形:had to だけ!(mustに過去形はない)
* 主語が3人称単数(HeやShe):has to になる(mustはそのまま)
ミライくん
よし!これで明日の英語の授業も怖くないです。あ、先生、プリント取ってきます!I have to go!(間に合わないという状況だから!)
佐藤先生
おっ、使いかた完璧だね。
ミライくん
あ、でも「絶対明日までに終わらせるぞ!」っていう自分の熱い意志も込めて、I must go!! でもありますね!
佐藤先生
ははは、その通り!気をつけて帰るんだよ。
いかがでしたか?
「自分の心」から湧き出る熱い思いなら must、「周りのルールや状況」に合わせるなら have to。
この使い分けができるようになると、英語で自分の感情をより豊かに表現できるようになります。
まずは、今日あなたが「やらなきゃいけないこと」を、どっちの言葉を使って言えるか考えてみませんか?
理解度チェック問題
問1:校則で「制服を着なければならない」と言うときはどっち?
問2:「今日は休みだから、早く起きる必要はないよ」と言うときは?
問3:「昨日、私は宿題をしなければならなかった」の正しい文は?
今のままで大丈夫?
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