【中学生向け】過酸化水素(H₂O₂)の性質をカメレオンに例えて解説!酸化剤・還元剤の見分け方
理科の授業で習う化学反応の中でも、もっとも身近で、かつ不思議な正体を持っているのが過酸化水素水です。ドラッグストアに行くと、オキシドールという名前で消毒液として売られているのを見たことがあるかもしれません。傷口に塗るとシュワシュワと白い泡が出てくる、あの液体です。実はこの液体、ただの消毒液ではなく、時と場合によって自分自身のキャラを使い分けるカメレオンのような面白い性質を持っています。
家庭では掃除の漂白剤としても活躍するこの物質が、化学の世界ではどのように振る舞っているのか、佐藤先生とミライくんの会話を通して、その正体を暴いていきましょう。
佐藤先生
ミライくん
佐藤先生
ミライくん
佐藤先生
ミライくん
佐藤先生
ミライくん
佐藤先生
ミライくん
佐藤先生
ミライくん
佐藤先生
ミライくん
佐藤先生
ミライくん
佐藤先生
まとめると、普段は相手から電子を奪う酸化剤。自分より強い奴が来たら電子をあげる還元剤。この二面性が、試験でよく狙われるんだ。
ミライくん
佐藤先生
ミライくん
佐藤先生
まず、変化の前後の形を覚える。酸化剤ならH2O2から2H2Oへ。還元剤ならH2O2からO2へ。
次に、酸素の数を水(H2O)で合わせる。
その次に、水素の数を水素イオン(H+)で合わせる。
最後に、電気的なバランスを電子(e-)で合わせるんだ。
ミライくん
佐藤先生
過酸化水素の性質と反応について解説してきましたが、大切なポイントは非常にシンプルです。
まず、過酸化水素は化学式でH2O2と表され、水に酸素が一つ余分についた不安定な物質であるということです。このため、何かのきっかけですぐに分解して、水と酸素になります。傷口で泡が出るのはこの反応によるものです。
次に、化学反応における役割です。過酸化水素は基本的には相手から電子を奪う酸化剤として働きますが、自分より強い相手が来たときだけは電子を差し出す還元剤に回ります。この相手に合わせるカメレオンのような性質が、過酸化水素を理解する最大の鍵です。
最後に、反応の結果、酸化剤として働いたときは水になり、還元剤として働いたときは酸素ガスになるという出口の違いを整理しておきましょう。このルールさえ頭に入っていれば、複雑に見える化学反応式も、パズルを解くようにスムーズに理解できるようになります。
今回の内容を元に、実際の実験や問題に取り組んでみてください。過酸化水素の二面性が見えてくると、化学がぐっと面白くなるはずです。
理解度チェッククイズ
問1:過酸化水素(H2O2)が分解して出る「泡」の正体は何?
問2:過酸化水素が「還元剤」として働くのは、どんな相手が現れたとき?
問3:過酸化水素が「還元剤」として反応したとき、最終的に何に変化する?
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