【英語】現在完了形と過去形の違いって?3つの意味を「たった1つのイメージ」で理解する方法
ミライくんと学ぶ!現在完了形のイメージ講義
放課後の教室。ミライくんは英語の教科書を広げたまま、頭を抱えていました。
「ちょっといいですか。この現在完了形ってやつ、マジで意味がわからないんです。過去形と何が違うんですか?」
「ちょっといいですか。この現在完了形ってやつ、マジで意味がわからないんです。過去形と何が違うんですか?」
「そこはみんなが最初につまずくポイントだね。でも大丈夫、実は日本語の感覚でもちゃんと理解できるものなんだ。例えば、ミライくんは今日、お昼ごはんは食べたかな?」
「はい、さっき購買で焼きそばパンを食べました」
「そうだね。じゃあ、今のミライくんの状態はどう? お腹は空いてる?」
「いえ、パンを食べたから、今はもうお腹いっぱいです」
「それだよ、ミライくん! それが現在完了形の世界なんだ」
「え、どういうことですか?」
「いいかい、もしミライくんが『焼きそばパンを食べました』と言うだけなら、それは単なる過去の出来事だよね。でも、さっき食べたという過去の行動が、今の『お腹いっぱい』という状態につながっている。これが現在完了形なんだ。英語では、haveを使って表現するんだよ」
have + 過去分詞 という公式をホワイトボードに書きました。
have + 過去分詞 という公式をホワイトボードに書きました。
「形としては、I have eaten lunch. となる。このhaveは、みんなが知っている『持っている』という意味そのままなんだ。つまり、『お昼を食べ終わったという状態を、今も手に持っている』というイメージだね」
「なるほど。でも先生、過去形でも『食べた』って言えますよね。I ate lunch. じゃダメなんですか?」
「いい質問だね。過去形の I ate lunch. は、あくまで過去の点の話なんだ。例えば、昨日食べたのか、一時間前に食べたのか。でも、そのせいで今お腹がいっぱいなのか、それとももうお腹が空いているのかは、過去形だけではわからないんだよ。現在完了形は、過去から今に向かって矢印が伸びているイメージなんだ」
「でも先生、教科書には『完了』とか『経験』とか『継続』とか、いろんな意味があるって書いてありますよ。これを全部覚えるのが大変なんです」
「実はね、根っこのイメージは全部同じなんだ。さっきの『お腹いっぱい』は、食べたことが終わって今の状態に影響しているから『完了』や『結果』と呼ばれる。じゃあ、ミライくんがずっと続けている趣味はある?」
「趣味ですか? うーん、ゲームなら小学校からずっとやってます」
「それも現在完了形だ。I have played video games since I was a child. と言えば、『子供の頃から今までずっとゲームをしている状態を、今も持っている』という意味になる。これが『継続』だね。過去から今までずっと繋がっている感じ、わかるかな?」
「あ、なんとなくわかってきました。ずっと続いてるからhaveを使うんですね」
「その通り。じゃあ最後に『経験』だ。ミライくんは北海道に行ったことはある?」
「一度だけあります!」
「それも現在完了形。I have been to Hokkaido. と言えば、『北海道に行ったことがあるというカードを、今も持っている』ということになるんだ。過去に行っただけじゃなくて、その経験を今も持っているというニュアンスだね」
「なるほど! つまり、全部『今、その状態を持っている』っていう感覚なんですね」
「大正解! 英語の現在完了形は、名前こそ『完了』なんて難しそうだけど、一番大切なのは『現在』なんだ。今の自分がどういう状態かを説明するために、過去の話を引っ張ってきているだけなんだよ」
「先生、なんだか視界が開けた気がします。過去形は『昔の点』、現在完了形は『今までの線』って考えればいいんですね」
ミライくんはノートに「have = 今持っている」と大きく書き込みました。
ミライくんはノートに「have = 今持っている」と大きく書き込みました。
「その通り。完璧だよ、ミライくん! あとは、一緒に使う言葉に注目するともっと分かりやすくなる。例えば、just(ちょうど)があれば完了っぽいし、since(~から)があれば継続っぽい。根っこの have + 過去分詞 のイメージさえ持っていれば、もう迷うことはないよ」
佐藤先生はホワイトボードに最後にまとめを書き、ミライくんの肩を叩きました。
佐藤先生はホワイトボードに最後にまとめを書き、ミライくんの肩を叩きました。
現在完了形を理解するためのポイント
現在完了形は、have + 過去分詞 という形で表されます。この have は、本来の意味である「持っている」というニュアンスを強く意識することが大切です。
過去形との決定的な違いは、その視点が「今」にあるかどうかです。
1. 過去形(I did it.)
過去のある一点でその動作が行われたことだけを伝えます。昔の話を切り離して伝えているので、今の状況がどうなっているかは分かりません。
2. 現在完了形(I have done it.)
過去に起きたことが、今も自分の手元にある状態を表します。「過去から今までつながっている」ことが重要です。
この「今持っている」という感覚が、文脈によって以下の3つの意味に分かれますが、根本はすべて同じです。
- 完了:し終えたという結果を、今この瞬間に「持っている」
(例:ちょうど宿題が終わって、今自由な状態だ) - 経験:過去にそれをしたという思い出や記録を、今も「持っている」
(例:一度富士山に登ったという経験を、今も保持している) - 継続:過去から今までずっとその状態を「持っている」
(例:3年前からずっとテニスをしている状態が今も続いている)
難しく考えず、過去の出来事が今のあなたにどんな影響を与えているかを語るための形、それが現在完了形だと捉えましょう。
次は、よく一緒に使われるキーワード(ever, never, for, sinceなど)を並べて、パズルのように組み合わせる練習をしてみませんか?
理解度チェッククイズ!
Q1. 過去から今までの「経験」を表すとき、正しい形はどれ?
Q2. 「ずっと~している(継続)」を伝えたい時、haveと一緒に使うことが多い言葉は?
Q3. 現在完了形の核となるイメージはどれ?
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