【中学生】現在分詞と過去分詞の違いは「ビーム」で解決!見分け方のコツを解説

現在分詞と過去分詞は発射するかされるか?

ミライくん
ミライくん
佐藤先生、また壁にぶつかりました。今度は現在分詞と過去分詞です。どっちも「〜している」とか「〜されている」とか訳すのはわかるんですけど、いざ問題で「どっちを使う?」って聞かれると、もうカンで選ぶしかなくて。
佐藤先生
佐藤先生
ミライくん、それは英語を嫌いになりかける大きな山場だね。でも大丈夫。この二つの違いは実はすごくシンプルなんだ。自分の感情や、物の動きを説明する時に「どっちがエネルギーの発信源か」を考えるだけで解決するんだよ。
ミライくん
ミライくん
エネルギーの発信源? ますます難しそうです。
佐藤先生
佐藤先生
じゃあ、身近な例で考えてみようか。ミライくん、最近ワクワクしたことはある?
ミライくん
ミライくん
昨日、新作のゲームを買った時はめちゃくちゃワクワクしましたね。
佐藤先生
佐藤先生
いい例だね。その時、ミライくんは「I am excited.」と言ったかな、それとも「I am exciting.」と言ったかな。
ミライくん
ミライくん
ええと、たしか「excited」だった気がします。
佐藤先生
佐藤先生
正解。じゃあ、そのゲーム自体はどうだった?
ミライくん
ミライくん
そのゲームは、すごくワクワクさせる内容でした。
佐藤先生
佐藤先生
その時は「The game is exciting.」と言うんだ。ここがポイントだよ。ゲームは、ミライくんを「ワクワクさせるエネルギー」を外に向かって出しているよね。だから、自分から何かをさせる「〜させる側」の時は、現在分詞のingを使うんだ。
ミライくん
ミライくん
なるほど。ゲームがワクワクを振りまいているからingなんですね。
佐藤先生
佐藤先生
そう。逆にミライくんは、そのゲームからワクワクを「ぶつけられた」結果、心が動かされたよね。つまり、外からのエネルギーを受け取った「〜された側」なんだ。この「受け身」の状態の時に過去分詞のedを使うんだよ。
ミライくん
ミライくん
自分からビームを出しているのがingで、ビームを食らっちゃったのがed、みたいな感じですか?
佐藤先生
佐藤先生
そのイメージ、すごくいいね! 専門的に言うと、現在分詞は「能動(自分からやる)」、過去分詞は「受動(される)」を表すんだ。
ミライくん
ミライくん
でも先生、人の時でもingを使うことってありますよね? 例えば「He is interesting.」とか。
佐藤先生
佐藤先生
あるよ。もしミライくんが誰かのことを「He is interesting.」と言ったら、それは「彼は(周りの人を)面白がらせる、興味深い人だ」という意味になる。彼自身が面白いネタをたくさん持っていて、周囲に「面白い!」というエネルギーを振りまいている状態だね。
ミライくん
ミライくん
じゃあ、僕がその人の話を聞いて「面白いな」と思ったら?
佐藤先生
佐藤先生
その時は「I am interested.」だ。彼の面白い話というビームを浴びて、ミライくんの心が「興味を持たされた状態」になったからね。
ミライくん
ミライくん
わかってきました。感情を表す言葉のときは、「その感情を自分が作り出しているのか」それとも「何かのせいでそうなっちゃったのか」で選べばいいんですね。
佐藤先生
佐藤先生
その通り。じゃあ、感情以外の「物の状態」を説明する時はどうかな。ミライくん、あそこのテーブルの上を見て。コップが割れているよね。
ミライくん
ミライくん
ああ、誰かが落としちゃったんですかね。「割れたコップ」って英語でなんて言うんですか?
佐藤先生
佐藤先生
コップは自分から「よし、割れるぞ!」って動いたわけじゃないよね。誰かに落とされるなどして、結果的に「割られた」状態になっている。だから過去分詞を使って「a broken cup」と言うんだ。
ミライくん
ミライくん
なるほど。じゃあ、今まさに天井から水がポタポタ落ちてきているとしたら?
佐藤先生
佐藤先生
その水は、今まさに自分から「落ちる」という動きをしている最中だよね。だから現在分詞を使って「falling water」と言うよ。もし、すでに地面に落ちてたまっている葉っぱなら「fallen leaves(落ちた葉っぱ)」になる。
ミライくん
ミライくん
動いている最中ならingで、もうその動きが終わって「そうなっちゃった」結果なら過去分詞、という使い分けもあるんですね。
佐藤先生
佐藤先生
鋭いね! 実は分詞には二つの役割があるんだ。一つは、さっきの感情みたいに「させている(ing)」か「されている(ed)」か。もう一つは、今まさに「している(ing)」か「完了した(ed)」か。
ミライくん
ミライくん
なんだか、現在進行形と現在完了形の話に似てますね。
佐藤先生
佐藤先生
まさにその親戚なんだよ。だから、混乱しそうになったら、説明したい相手の気持ちになって考えてごらん。例えば、ミライくんがすごく退屈な授業を受けているとする。
ミライくん
ミライくん
あ、それは想像しやすいです(笑)。
佐藤先生
佐藤先生
その時、授業はミライくんを「退屈にさせている」側だから「The class is boring.」。ミライくんは退屈を「与えられている」側だから「I am bored.」になる。
ミライくん
ミライくん
もし間違えて「I am boring.」って言っちゃったらどうなりますか?
佐藤先生
佐藤先生
それは大変だ。「僕は(周りの人を)退屈にさせる、つまらない人間です」って自己紹介することになっちゃうよ。
ミライくん
ミライくん
うわ、それは恥ずかしい! 自分のことを言う時は、だいたい「ed」になることが多いってことですか?
佐藤先生
佐藤先生
感情の言葉に限れば、そうだね。人間は、映画やスポーツ、ニュースなんかを見て「心を動かされる」ことが多いからね。でも、動物や物、あるいは「人を驚かせるのが得意な人」について語る時は「ing」が主役になるんだ。
ミライくん
ミライくん
よし、だいぶ整理できてきました。ワークの問題をちょっと見ていいですか? ……あ、これ。「驚くべきニュース」は「surprising news」でいいんですよね? ニュースが僕らを驚かせてくるから。
佐藤先生
佐藤先生
完璧だ。じゃあ、そのニュースを聞いて腰を抜かしているミライくんは?
ミライくん
ミライくん
僕は驚かされた側だから「I am surprised.」ですね!
佐藤先生
佐藤先生
その通り! ミライくん、もう分詞の達人になれそうだね。分詞っていうのは、動詞が形を変えて「形容詞」みたいに名詞を詳しく説明する飾りの言葉になったものなんだ。だから、飾られる言葉との関係性が「ビームを出しているか、浴びているか」だけをチェックすればいい。
ミライくん
ミライくん
なんだか、パズルみたいで楽しくなってきました。佐藤先生、最後にパシッとしたまとめをお願いします!
佐藤先生
佐藤先生
いいよ。今日話したことを、一番大事なポイントに絞ってまとめてみよう。

結論:現在分詞と過去分詞の見分け方

1.現在分詞(〜ing)

「自分からエネルギーを出している」イメージです。

  • 感情:相手を「〜させる」ような性質を持っている。(例:面白い、退屈させる)
  • 動作:今まさに「〜している」最中である。(例:走っている、流れている)

対象となる物が、自分から外に向けてアクションを起こしている時に使います。

2.過去分詞(〜ed / 不規則変化)

「外からエネルギーを受けて、そうなってしまった」イメージです。

  • 感情:何かによって「〜した状態にさせられた」。(例:驚いた、ワクワクした)
  • 状態:すでに「〜された」「〜し終わった」。(例:壊された、落ちた)

対象となる物が、何かをされた結果、今の状態になっている時に使います。

迷った時は、説明したい言葉が「ビームの発射台(ing)」なのか「ビームの的(ed)」なのかを考えてみてください。自分自身の感情を言う時は、多くの場合「受ける側(的)」になるので「ed」を選べば間違いありません。
ミライくん
ミライくん
発射台か、的か。これならテスト中も思い出せそうです! 先生、ありがとうございました。
佐藤先生
佐藤先生
よし、じゃあこの後の練習問題で、ミライくんが「発射台」になって正解を連発するのを楽しみにしているよ。
ミライくん
ミライくん
はい、頑張ります!

次は、分詞が名詞の後ろにくっついて長く説明する「後置修飾」についても一緒に見てみましょうか?

理解度チェックテスト

Q1. その映画はとても「面白い(ワクワクさせる)」かった。
The movie was very ( ).

Q2. 私はそのニュースを聞いて「驚いた」。
I was ( ) to hear the news.

Q3. 誰かがその「壊された(割れた)窓」を修理した。
Someone repaired the ( ) window.

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