longとbigの違いは何?「線」と「塊」のイメージで覚える使い分けのコツ

longとbigの使い分け!「線」と「塊」のイメージでスッキリ解決

ミライくん
ミライくん
先生、英語の単語でずっと気になっていることがあるんです。longとbigって、どちらも「大きい」みたいなイメージがありますけど、どう使い分ければいいんですか?例えば「長い定規」はlongだけど、「大きい定規」ならbigでもいい気がして……。
佐藤先生
佐藤先生
なるほど、それはいい質問だね。日本語だと「大きい」とか「すごい」でまとめてしまいがちな言葉も、英語では「どの方向に大きいか」によって言葉を使い分ける必要があるんだ。
ミライくん
どの方向に、ですか?
佐藤先生
そう。まず、longから考えてみよう。ミライくん、longと言われて真っ先に思い浮かぶものは何だい?
ミライくん
うーん、長い鉛筆とか、長い道とか、あとは夏休みが長いとかですかね。
佐藤先生
その通り。longの基本イメージは「一本の線」なんだ。ある地点から別の地点まで、ひょろっと細長く伸びている感じだね。だから、長さや距離、さらには時間の長さを表すときに使われるんだよ。
ミライくん
一本の線……。だから「長い」なんですね。
佐藤先生
そう。じゃあ次に、bigのイメージはどうかな?
ミライくん
bigは、大きい象とか、大きい家とか。全体的にドーンと構えている感じがします。
佐藤先生
まさにその通り!bigのイメージは、線ではなく「塊(かたまり)」なんだ。縦にも横にも、あるいは奥行きもあって、全体的な体積や規模がどっしりと大きいときに使うんだよ。
ミライくん
塊かぁ。じゃあ、さっきの定規の話に戻ると、横にひょろっと長いならlong、定規そのものが巨大で場所を取るようなものならbigっていう使い分けになるんですか?
佐藤先生
正解!もしミライくんが「この定規、長すぎてペンケースに入らないよ」と言いたいならlongを使う。でも、「この定規、板みたいに幅も厚みもあって巨大すぎるよ!」と言いたいならbigを使うのが自然だね。
ミライくん
なるほど。方向が大事なんですね。
佐藤先生
ここで一つ、ミライくんが間違いやすいポイントを教えてあげよう。「背が高い人」を英語で言いたいとき、bigを使うと思うかい?
ミライくん
え、背が「大きい」からbigじゃないんですか?
佐藤先生
実は、背が高いときはtallを使うのが一般的だけど、ここでbigを使ってしまうと、相手は「背が高い人」ではなく「体ががっしりした、横幅もある大きな人」を想像してしまうんだ。
ミライくん
あ、さっきの「塊」のイメージですね!
佐藤先生
その通り。逆に、その人の腕や脚がひょろっと長いことを強調したいならlongを使う。英語は「どこが、どう大きいのか」を言葉で使い分けているんだね。
ミライくん
面白いです。じゃあ、時間についてはどうですか?「長い時間」はlong timeって言いますけど、big timeとは言わないんですか?
佐藤先生
時間は「過去から未来へ流れる一本の線」として捉えられるから、longを使うのがルールんだ。big timeという言葉自体は別の意味(大成功、など)で使われることはあるけれど、「時間がたっぷりある」という意味では使わないんだよ。
ミライくん
時間は線だからlong。納得です!
佐藤先生
もう一つ例を出してみよう。「長い鼻」をした象は、long noseかな?big noseかな?
ミライくん
ええっ、どっちだろう。象の鼻は長いからlong……。でも、鼻自体も太くて大きいからbig?
佐藤先生
これはどちらも正解になる可能性があるんだ。鼻の「長さ」を言いたいならlong。鼻の「存在感やサイズ感」を言いたいならbig。でも、一般的に象の鼻の特徴を言うならlongが好まれるね。
ミライくん
使い分けの基準が分かってきました。線か、塊か。これで見極めればいいんですね。
佐藤先生
その意気だ。英語を勉強するときは、単語の意味を日本語の訳だけで覚えるんじゃなくて、その言葉が持っている「形」や「イメージ」をセットで覚えると、ぐっと分かりやすくなるよ。
ミライくん
ありがとうございます、先生!これからは「これは線かな?塊かな?」って考えながら単語を選んでみます。

結論

longとbigの使い分けについては、以下のポイントを押さえておけば明確に理解できます。

1.longのイメージは「線」
longは、ある点からある点までが細長く伸びている様子を表します。
・形:ひょろっと長い。
・対象:長さ、距離、時間、川、道、髪の毛など。
・例:a long bridge(長い橋)、a long meeting(長い会議)。

2.bigのイメージは「塊(かたまり)」
bigは、縦・横・奥行きを含めた全体的なサイズや、規模・量などの重みを表します。
・形:どっしりと大きい。
・対象:建物、動物、箱、規模、声、問題など。
・例:a big box(大きな箱)、a big problem(重大な問題)。

3.迷ったときの判断基準
「それは、物差しで測るような一本の線の長さのことか?」それとも「場所を占領するような全体のボリュームのことか?」を考えてみてください。
・長さが目立つなら long
・全体的な大きさが目立つなら big

このように、日本語の「大きい」という言葉に惑わされず、その対象が「線」として伸びているのか、「塊」として存在しているのかを意識することが、正しい使い分けへの一番の近道です。

復習チェックテスト

問1: 「この川はとても長い」を英語にするならどっち?
問2: 「大きな家」と言いたいときは?
問3: 「長い夏休み」を表すのにふさわしいのは?
英語の「使い分け」をもっと楽しく学ぼう!

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