関係代名詞をマスター!who/which/thatの使い分けと長文読解のコツを徹底解説
ミライくん
佐藤先生、英語の長文を読んでいると、一文がすごく長くてどこで区切ればいいのかわからなくなるんです。特に、thatとかwhoがいきなり出てくる文が苦手で……。
佐藤先生
なるほど、それは英語の難所の一つ「関係代名詞」の仕業だね、ミライくん。でも大丈夫。関係代名詞の正体さえわかってしまえば、むしろ長文を読むのがパズルみたいに楽しくなるよ。
ミライくん
関係代名詞……。名前からして難しそうですけど、一体何者なんですか。
佐藤先生
簡単に言うと、関係代名詞は「接着剤」と「代わりの言葉」の二つの役割を同時にこなす便利な言葉なんだ。二つの文をくっつけて、前の言葉を詳しく説明するために使われるんだよ。
ミライくん
接着剤ですか。例えばどんな感じになるんですか。
佐藤先生
例えば、「私は友達がいます」という文と、「その友達はカナダに住んでいます」という二つの文があるとするね。これを日本語なら「私は、カナダに住んでいる友達がいます」と一言で言えるだろう。
ミライくん
言えますね。ごく自然な日本語です。
佐藤先生
英語でこれをやろうとすると、「友達」という言葉をうしろから詳しく説明する必要があるんだ。
I have a friend.(私は友達がいます)
He lives in Canada.(彼はカナダに住んでいます)
この二つをくっつけるときに、Heを「who」に変えて接着剤にするんだよ。
I have a friend.(私は友達がいます)
He lives in Canada.(彼はカナダに住んでいます)
この二つをくっつけるときに、Heを「who」に変えて接着剤にするんだよ。
ミライくん
I have a friend who lives in Canada. になるってことですか。
佐藤先生
その通り! このときの「who」が関係代名詞だ。前の a friend という言葉と、あとの lives in Canada という説明文をガッチリつないでいるだろう。
ミライくん
でも先生、日本語だと「カナダに住んでいる」が「友達」の前に来ますよね。英語だとどうして逆なんですか。
佐藤先生
そこが英語の面白いルールなんだ。日本語は「どんな」という説明を先に全部言ってから、最後に「何が」を言うけれど、英語はまず「何が」をズバッと言ってから、あとで詳しく説明を加えるんだ。
ミライくん
あと出しジャンケンみたいですね。
佐藤先生
いい表現だね! 「友達だよ、(どんな?)カナダに住んでるね」という順番だ。この「どんな?」の合図が関係代名詞なんだよ。だから、関係代名詞を見つけたら「あ、ここから先は前の言葉の説明だな」と心の準備をすればいいんだ。
ミライくん
そう考えると、ちょっと安心します。でも、whoだけじゃなくてwhichとかthatもありますよね。どうやって使い分けるんですか。
佐藤先生
使い分けはとってもシンプル。説明したい言葉(先行詞って呼ぶんだけどね)が「人」なら who を使う。「物や動物」なら which を使うんだ。
ミライくん
じゃあ、さっきの友達は人だから who だったんですね。もし「私が昨日買った本」だったら、本は物だから which ですか。
佐藤先生
正解! This is the book which I bought yesterday. となるわけだ。ちなみに、that はすごく万能で、人でも物でもどっちでも使える「お助けキャラ」みたいな存在だよ。
ミライくん
先生、教科書を見ていたら「主格」とか「目的格」とかいう言葉が出てきて混乱したんですけど……。
佐藤先生
ああ、そこも苦手な人が多いポイントだね。でも、実は「説明文の中で、その言葉がどんな役割をしていたか」を考えるだけなんだ。
ミライくん
役割、ですか。
佐藤先生
さっきの「カナダに住んでいる友達」の例を思い出して。
A friend (He) lives in Canada.
この He は文の主人公(主語)だったよね。主語の役割をしながらつなぐから「主格」と呼ぶんだ。
A friend (He) lives in Canada.
この He は文の主人公(主語)だったよね。主語の役割をしながらつなぐから「主格」と呼ぶんだ。
ミライくん
じゃあ、目的格っていうのは。
佐藤先生
例えば「私が好きな本」を考えてみよう。
The book. I like it.
この it は「〜を」にあたる言葉(目的語)だよね。この it の代わりになってつなぐのが「目的格」だ。
The book which I like.
このとき、like のあとに it を残しちゃいけないのが最大のルールだよ。
The book. I like it.
この it は「〜を」にあたる言葉(目的語)だよね。この it の代わりになってつなぐのが「目的格」だ。
The book which I like.
このとき、like のあとに it を残しちゃいけないのが最大のルールだよ。
ミライくん
あ、そうか。which がもう it の代わりをしているから、二重になっちゃうんですね。
佐藤先生
その通り。ミライくん、のみこみが早いね! ちなみに、目的格の関係代名詞は「省略してもいい」という隠れたルールがあるんだ。
ミライくん
えっ、消えちゃうんですか。
佐藤先生
そう。The book I like といきなり名詞と主語が並んでいたら、そこに目に見えない関係代名詞が隠れているサインなんだ。長文で一番受験生を悩ませるのは、この「隠れた関係代名詞」かもしれないね。
ミライくん
先生、長文の中で関係代名詞が出てきたとき、パニックにならないためのコツはありますか。
佐藤先生
いいアドバイスをしよう。関係代名詞を見つけたら、その説明が終わるところまでを「大きなカッコ」でくくるんだ。
ミライくん
カッコ、ですか。
佐藤先生
そう。例えばこんな文。
The girl who is playing tennis is my sister.
この文の本当の主語と動詞はどれかな。
The girl who is playing tennis is my sister.
この文の本当の主語と動詞はどれかな。
ミライくん
ええと、who があるから…… tennis までが説明かな。The girl is my sister がメインの文ですか。
佐藤先生
大正解! The girl (who is playing tennis) is my sister. とカッコに入れると、「その女の子は私の妹です」という骨組みがハッキリ見えるだろう。カッコの中身は、あとから「テニスをしている」という飾りを付け足すだけでいい。
ミライくん
わあ、本当だ! 複雑に見えていた文が、一気にシンプルになりました。これなら僕にも読めそうです。
佐藤先生
関係代名詞は、文を長く複雑にする犯人だと思われがちだけど、実は「ここから説明が始まるよ」と親切に教えてくれるガイドさんでもあるんだよ。
ミライくん
ガイドさんだと思えば、that や who が出てくるのが楽しみになりそうです。先生、ありがとうございました!
関係代名詞は、一つの単語(名詞)をうしろから詳しく説明し、二つの文章を一つにつなぐ役割を持っています。
1. 基本の使い分け(先行詞による区別)
説明される言葉(先行詞)の種類によって、使う関係代名詞が決まります。
- 人 の説明をする時: who
- 物・動物 の説明をする時: which
- どちらでも 使える万能選手: that
2. 文中での役割(格の区別)
- 主格: 関係代名詞が説明文の中で「主語」の役割をする。直後に動詞が続くのが特徴。(例:who lives... / which is...)
- 目的格: 関係代名詞が説明文の中で「〜を・に」の役割をする。直後に「主語+動詞」が続く。※この場合、関係代名詞は省略されることが多い。
3. 読解のコツ
- 英語は 「名詞 + 関係代名詞 + 説明文」 の語順で、うしろから説明が加わる。
- 関係代名詞から説明の終わりまでを (カッコ) でくくるると、文の本当の骨組み(誰がどうした)が見えやすくなる。
結論として、関係代名詞は 「名詞のうしろにペタッと貼る、詳しい説明付きの付箋(ふせん)」 です。これを使えるようになると、表現できる幅が広がるだけでなく、複雑な英語の長文を正しく解体して理解することができるようになります。
第1問:I have a brother ( ) plays soccer well. カッコに入る適切なのは?
第2問:This is the camera ( ) I want. カッコに入る適切なのは?
第3問:関係代名詞を省略できるのはどっちのケース?
「英語の長文、どこで区切ればいいかわからない…」
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