【地理】対せき点(地球の真裏)の見つけ方と計算のコツをわかりやすく解説!

🌍 佐藤先生とミライくんの特別授業:地球の真裏「対せき点」の謎を解き明かそう!

佐藤先生 佐藤先生
ミライくん、地球儀をじっと見つめてどうしたの?
ミライくん ミライくん
あ、先生。今、日本のちょうど真裏側ってどこなんだろうって考えてたんです。よく「日本の裏側はブラジルだ」って言いますけど、本当に真裏なのかなって。
佐藤先生 佐藤先生
なるほど、面白いところに目をつけたね。実は、地球のある場所から見て、ちょうど地球の真反対側にある地点のことを、地理の専門用語で「対せき点」って言うんだ。漢字では「対」に、難しい方の「せき」は「蹠」って書くんだけど、足の裏という意味があるんだよ。つまり「足の裏が向かい合う点」という意味だね。
ミライくん ミライくん
対せき点かあ。なんだか難しそうな名前ですね。僕、理科とか社会の計算っぽい話になると、いつも頭がごちゃごちゃになっちゃうんです。
佐藤先生 佐藤先生
大丈夫、全然難しくないよ。今日は地球儀やボールをイメージしながら、クイズ感覚で一緒に考えていこう。まず、ミライくんが言った「日本の真裏はブラジル」という噂だけど、これはね、だいたい合っているけど、厳密に計算するとちょっとズレるんだ。
ミライくん ミライくん
えっ、そうなんですか?完全に真裏じゃないんだ。
佐藤先生 佐藤先生
そうなんだよ。じゃあ、まずは対せき点を見つけるための「超簡単なルール」から説明するね。地球儀を思い浮かべてほしいんだけど、地球には縦の線と横の線があるよね。
ミライくん ミライくん
あ、緯線と経線ですね!横の線が緯線で、縦の線が経線。
佐藤先生 佐藤先生
大正解!よく覚えているね。対せき点を見つけるときは、この緯度と経度をそれぞれ真反対の数字に変えてあげるだけでいいんだ。まずは横の線、つまり「緯度」から考えてみようか。日本は「北緯35度」あたりにあるよね。じゃあ、地球の真反対にいくと、北緯はどうなると思う?
ミライくん ミライくん
うーん、北の反対だから……南ですか?
佐藤先生 佐藤先生
その通り!北の反対は南だよね。じゃあ、数字はどうなると思う?
ミライくん ミライくん
えっと、真裏だから数字はそのままですか?南緯35度とか?
佐藤先生 佐藤先生
素晴らしい!大正解だよ。緯度の方はすごくシンプルんだ。北緯を南緯にひっくり返すだけで、数字はそのまま同じ。だから、北緯35度の真裏にある対せき点は、必ず「南緯35度」のライン上のどこかにあることになるんだ。
ミライくん ミライくん
なんだ、緯度はめちゃくちゃ簡単ですね!北を南に変えるだけで、数字はそのまま。じゃあ、もし北緯20度の場所だったら、対せき点の緯度は南緯20度ってことですね。
佐藤先生 佐藤先生
そう、その通り!完璧だよ。じゃあ、次は縦の線、つまり「経度」に行ってみよう。ここからがちょっとだけ頭の体操になるよ。
ミライくん ミライくん
うわ、出た。経度って、東経とか西経とかあって、イギリスのロンドンが0度なんですよね。そこから東回りと西回りで数字が増えていくから、いつも計算で迷っちゃうんです。
佐藤先生 佐藤先生
そうだよね。東経と西経はそれぞれ180度まであるから、ちょっとややこしく感じるよね。日本はだいたい「東経135度」のあたりにある。じゃあ、東の反対だから、対せき点は「西経」のどこかにあるっていうのは予想がつくかな?
ミライくん ミライくん
はい、東の反対は西だから、西経になるのはわかります。でも、数字はそのまま135度でいいんですか?
佐藤先生 佐藤先生
ここが落とし穴なんだ。もし西経135度にしてしまうとね、ロンドン(0度)を基準にして、東に135度進んだ場所と、西に135度進んだ場所になっちゃう。これだと、地球を半周したことにならないんだよ。
ミライくん ミライくん
あ、そっか。東に135度行って、そこからさらに地球の裏側まで行くには、もっと進まなきゃいけないんだ。
佐藤先生 佐藤先生
そうなんだ。地球をぐるっと1周すると、全部で何度になる?
ミライくん ミライくん
1周は360度です!
佐藤先生 佐藤先生
その通り。つまり、ちょうど真裏に行くっていうことは、地球を「半周」するってことだよね。360度の半分は何度かな?
ミライくん ミライくん
180度です!
佐藤先生 佐藤先生
その通り。つまり、今いる場所から180度離れた場所が真裏になるんだ。だから、経度の対せき点を見つけるときは、「東経の数字と、西経の数字を足したら180になる」というルールを使うんだよ。
ミライくん ミライくん
足して180になる数字……ということは、引き算をすればいいのかな。180から今の数字を引くってことですか?
佐藤先生 佐藤先生
そう!まさにその通り。日本の東経135度の真裏を知りたければ、180から135を引けばいいんだ。計算してみてくれる?
ミライくん ミライくん
180引く135は……45です!
佐藤先生 佐藤先生
よくできたね。そして東の反対だから西経にする。つまり、東経135度の対せき点は「西経45度」になるんだ。
ミライくん ミライくん
なるほど!東経135度の真裏は西経45度。足したら135プラス45で、ちゃんと180になりますね!
佐藤先生 佐藤先生
そう、これで緯度と経度の両方が揃ったね。日本の「北緯35度、東経135度」の対せき点は、どこになるかな?これまでの話を合体させてみて。
ミライくん ミライくん
ええと、北緯35度の反対が「南緯35度」で、東経135度の反対が「西経45度」だから……「南緯35度、西経45度」です!
佐藤先生 佐藤先生
大正解!パチパチパチ。ミライくん、自分でちゃんと計算して日本の真裏の座標を導き出せたね。
ミライくん ミライくん
やばい、嬉しいです!思ったよりすんなり理解できました。じゃあ、その南緯35度、西経45度っていう場所が、さっき言ってたブラジルなんですか?
佐藤先生 佐藤先生
いい質問だね。実はね、南緯35度、西経45度という場所を地図で探すと、南アメリカ大陸のすぐ近くの「大西洋」の上、つまり海の上になっちゃうんだ。
ミライくん ミライくん
ええっ!海の上なんですか!?じゃあ、日本の裏側はブラジルじゃなくて、海なんだ……。
佐藤先生 佐藤先生
そうなんだよ。ブラジルの陸地はもうちょっと北側にあるんだ。ただ、その海のすぐ近くには南米のウルグアイやアルゼンチンという国があるから、「日本の真裏は南米のあたり」というのは間違いではないんだけどね。ちなみに、ブラジルのサンパウロという大きな都市の真裏あたりを計算すると、日本の沖縄の近くの海になったりするんだよ。
ミライくん ミライくん
へえー、そうなんだ!でも、なんでみんな「日本の裏側はブラジル」って言うんだろう?
佐藤先生 佐藤先生
それはね、地球全体を見たときに、日本があるユーラシア大陸の真裏側って、ほとんどが南半球の大きな海(太平洋や大西洋、インド洋)になっちゃうからなんだ。地球の陸地って、実は北半球に偏っていて、南半球は海がすごく広いんだよ。だから、日本から見て「ちゃんと陸地がある真裏の国」を探すと、南米のブラジルやアルゼンチンくらいしか見当たらないから、よくそう言われるんだね。
ミライくん ミライくん
なるほど、そういう背景があったんですね。ただの思い込みじゃなくて、陸地がある場所っていう意味では合ってたんだ。
佐藤先生 佐藤先生
その通り。じゃあ、対せき点の計算ルールが本当に身についたか、もう一問クイズを出してみてもいいかな?
ミライくん ミライくん
はい!今のノウハウがあればいける気がします。どんと来いです!
佐藤先生 佐藤先生
よし、じゃあエジプトのカイロという街の近くをモデルにしてみよう。だいたい「北緯30度、東経30度」の場所があるとするね。この場所の対せき点は、南緯何度、西経何度になるでしょう?
ミライくん ミライくん
ええと、順番に落ち着いてやりますね。まず横の線の緯度から。北緯30度の反対だから、北を南に変えて数字はそのまま。だから「南緯30度」です。
佐藤先生 佐藤先生
うん、まずは緯度はバッチリだね。
ミライくん ミライくん
次に縦の線の経度。東経30度の反対だから、東を西に変える。数字は、足して180になる数字だから、180から30を引けばいいんだ。180引く30は、150!だから「西経150度」です。
佐藤先生 佐藤先生
素晴らしい!ということは、合体させると?
ミライくん ミライくん
南緯30度、西経150度です!どうですか?
佐藤先生 佐藤先生
完璧だよ、ミライくん!完璧な満点。もう対せき点の計算の仕方はマスターしたね。
ミライくん ミライくん
やったあ!これ、テストに出たら絶対に点数取れますね。でも先生、なんで経度のときは180から引くのか、もうちょっとイメージで納得したいんですけど、ボールとかを使って説明してもらえませんか?
佐藤先生 佐藤先生
いいよ。じゃあ、ここに丸いみかんがあると思って。あるいは、丸いスイカでもいいや。スイカを真上から見たところを想像してごらん。
ミライくん ミライくん
スイカを真上から見る……丸い円が見えますね。
佐藤先生 佐藤先生
そう、その円の中心が、地球でいう北極点だと思ってね。ロンドンのある経度0度の線を、時計の12時の方向だとしよう。
ミライくん ミライくん
はい、12時の方向が0度ですね。
佐藤先生 佐藤先生
東経っていうのは、そこから時計回りに進む角度のことんだ。東経30度っていうのは、12時の場所から時計回りに30度だけ進んだ場所だよね。
ミライくん ミライくん
はい、ちょっとだけ右に進んだところですね。
佐藤先生 佐藤先生
じゃあ、その「12時の場所から30度右に進んだ場所」の、ちょうど真反対側、つまりスイカの中心を通り抜けて反対側の端っこに行くには、時計の針でいうと何時の方向に行けばいい?
ミライくん ミライくん
ええと、12時の真反対は6時ですよね。でも今は30度右にズレてるから、6時の場所からも30度ズレた場所……つまり、左側の下の方ですかね。12時から見たら、反対側まで行くにはぐるっと半周、180度進まないといけないから。
佐藤先生 佐藤先生
そう、その通り!12時から右に30度行った場所から、ちょうど真裏に行くには、さらに180度進めばいいんだよね。30度に180を足すと、210度進んだことになる。
ミライくん ミライくん
あ、210度。でも経度って180度までしかなくて、それを超えると西経になっちゃうんですよね?
佐藤先生 佐藤先生
そうなんだ!12時の場所から左回りに数えるのが西経だから、1周360度から、さっきの210度を引いてごらん。
ミライくん ミライくん
360引く210は……150だ!あ、さっきの西経150度と同じになった!
佐藤先生 佐藤先生
そうなんだよ。要するに、右回りに30度進んだ場所の真裏は、左回りに150度進んだ場所と同じ位置になるんだ。だから、右回りの数字(東経)と左回りの数字(西経)を合わせると、ちょうどきれいに半周分の180度になる。だから「180から引けばいい」っていう簡単なルールになるんだよ。
ミライくん ミライくん
なるほど!みかんやスイカを真上から見た図で考えると、東回りと西回りが背中合わせになって、合わせて180度の半周になるのがすごくよくわかりました。すっきりした!
佐藤先生 佐藤先生
それはよかった。図でイメージできると、ただ公式を暗記するよりも忘れにくくなるからね。じゃあ、もう一つ、応用問題を出してみよう。もし、経度が0度の場所、つまりロンドンの対せき点を探すとしたら、経度はどうなると思う?
ミライくん ミライくん
経度0度ですか?ええと、足して180になる数字だから、180から0を引いて、180。東経でも西経でもなくて、ちょうど真ん中の「経度180度」の線ですか?
佐藤先生 佐藤先生
大正解!経度180度の線は、東経180度とも西経180度とも言うんだけど、基本的にはただ「180度の線」って言うことが多いね。ここは日付変更線があるところだよ。じゃあ、ロンドンは北緯51度くらいにあるから、ロンドンの対せき点は?
ミライくん ミライくん
北緯51度の反対だから南緯51度。経度は180度。だから「南緯51度、経度180度」ですね!
佐藤先生 佐藤先生
その通り。ニュージーランドの近くの海の上になるんだ。じゃあ、もっと極端な例をいこう。北極点の対せき点はどこでしょう?
ミライくん ミライくん
えっ、北極点?北極点って、緯度は北緯90度ですよね。微、経度はどこになるんだろう。北極点ってすべての縦の線が集まるところだから、経度がないような……。
佐藤先生 佐藤先生
お、鋭いね!北極点や南極点は、すべての経線が集まる場所だから、経度を気にする必要がないんだ。じゃあ、シンプルに考えて、地球の一番てっぺんの真裏はどこ?
ミライくん ミライくん
一番てっぺんの真裏だから……一番底のところ。あ、南極点だ!
佐藤先生 佐藤先生
そう!北極点(北緯90度)の対せき点は、南極点(南緯90度)になるんだ。この場合は、経度の計算をしなくても、見た瞬間にわかるよね。
ミライくん ミライくん
おもしろい!地球のてっぺんの裏側は底。当たり前だけど、対せき点ってそういうことなんだ。
佐藤先生 佐藤先生
そう、地球の真中心を通る直線を引いたときに、反対側の表面に出てくるポイントのことだからね。じゃあ、今度は地図を使った問題での見分け方を教えてあげるね。学校のテストや教科書で、よく四角い世界地図を見るでしょ?メルカトル図法っていう、世界が四角く広がっている地図。
ミライくん ミライくん
はい、よく見ます。グリーンランドがものすごく大きく見えるやつですよね。
佐藤先生 佐藤先生
そうそう、それだよ。あの四角い地図の上で、対せき点を探しなさいっていう問題がよく出るんだ。例えば、日本が地図の右側の方にあるとして、その対せき点を見つけるとき、さっきの計算をしなくても、ある「地図のクセ」を知っていれば一瞬で見つけられるんだよ。
ミライくん ミライくん
え、計算しなくてもわかる裏ワザがあるんですか?教えてください!
佐藤先生 佐藤先生
裏ワザというか、地図の仕組みを使った見方だね。まず、四角い地図を思い浮かべて。真ん中に赤道という横の線が引いてあるよね。
ミライくん ミライくん
はい、緯度0度の線ですね。
佐藤先生 佐藤先生
日本は赤道よりも上(北半球)にあるよね。対せき点は必ず南半球にあるわけだから、赤道を挟んで「同じ長さだけ下に行ったところ」にあるはずだよね。
ミライくん ミライくん
あ、そうか。北緯35度なら、赤道から上に35度。対せき点は南緯35度保存、赤道から下に35度。つまり、赤度を中心に上下ひっくり返した位置にあるってことですね。
佐藤先生 佐藤先生
その通り。これが上下のルール。じゃあ、左右(経度)はどうなると思う?日本の東経135度から、西経45度に行くには、地図の上でどう動けばいいだろう。
ミライくん ミライくん
うーん、地図の端っこを超えてワープするのかな?
佐藤先生 佐藤先生
いいセンいってるよ!実はね、四角い地図の左右の端っこって、同じ場所を表しているんだよね。太平洋の真ん中あたりで切れていることが多い。
ミライくん ミライくん
あ、地図の右の端と、左の端は、地球儀に丸めるとくっつくから同じ場所なんですね。
佐藤先生 佐藤先生
そう。そして、経度の真裏に行くということは、地図の「横幅のちょうど半分だけ離れた場所」に行くということなんだ。東経135度から西経45度っていうのは、地図全体を横に半分に折ったときに、ちょうど重なる位置にあるんだよ。
ミライくん ミライくん
へえー!半分に折った位置!
佐藤先生 佐藤先生
そう。だから、四角い地図の上で対せき点を探すときは、「赤道を基準にして上下をひっくり返し、さらに地図の横幅の半分だけ左右にずらした場所」を探せばいいんだ。テストの問題だと、選択肢としてA、B、C、Dっていろんな場所に点が付いていることが多いから、この感覚を持っているだけで、「あ、上下が逆で、横に半分ずれてるから、正解はこれだ!」って、計算しなくても一発で選べたりするんだよ。
ミライくん ミライくん
なるほど!それはすごく便利ですね。赤道から同じだけ離れていて、横に半分ずれている。これなら地図を見ただけでも、だいたいの場所が分かります。
佐藤先生 佐藤先生
でしょ?じゃあ、もう一つの地図のパターンも教えておこう。地球を北極から見下ろしたような、丸い地図を見たことある?正距方位図法(せいきょほういずほう)って言うんだけど、国連のマークみたいな形の地図。
ミライくん ミライくん
あ、中心から放射線みたいに線が広がっている丸い地図ですね。飛行機のルートを決めるときに使うって習いました。
佐藤先生 佐藤先生
素晴らしい、よく勉強しているね!その正距方位図法という地図には、ものすごい特徴があるんだ。もし「東京を中心にした正距方位図法の地図」があったとする。この地図の一番外側の「円の縁(フチ)」全体は、何を意味していると思う?
ミライくん ミライくん
え、一番外側のフチですか?中心から一番遠い場所ってことですよね……。地球で一番遠い場所ってことは……あ!もしかして、対せき点ですか?
佐藤先生 佐藤先生
大正解!大当たりの大絶賛だよ、ミライくん。正距方位図法は、中心からの距離と方位が正しく表される地図なんだ。地球上で、ある場所から一番遠い場所っていうのは、まさにその場所の対せき点のことだよね。
ミライくん ミライくん
そうですよね。地球は丸いから、真裏の対せき点にたどり着いたら、それ以上は遠くに行けない。そこを過ぎたら、今度は近づいてきちゃいますもんね。
佐藤先生 佐藤先生
その通りなんだ。だから、東京を中心にした丸い地図の場合、東京から一番遠い場所、つまり一番外側の円のフチの線すべてが「東京の対せき点」を表しているんだよ。だから、そのフチの線のすぐ内側に描かれている陸地があれば、そこが日本の真裏にある国ってことになる。
ミライくん ミライくん
じゃあ、その東京中心の丸い地図を見ると、一番外側のフチのところにブラジルやアルゼンチンが引き伸ばされて描かれているんですか?
佐藤先生 佐藤先生
まさにその通り!南米大陸が、まるで円のフチにへばりつくように、びよーんと長く引き伸ばされて描かれているんだ。初めてその地図を見ると「なんだこの変な形の南米は!」ってびっくりするんだけど、それは「東京からの距離」を正しくした結果、一番遠い真裏の場所だから、フチ全体に広がっちゃったんだね。
ミライくん ミライくん
面白いなあ。地図の形によって、対せき点の見え方が全然違うんですね。四角い地図なら、上下逆さまで横に半分ずれた場所。丸い地図なら、一番外側のフチ。これ、完全に理解しました!
佐藤先生 佐藤先生
完璧だね。ここまでの内容をしっかり理解していれば、中学校の地理で出てくる対せき点の問題はすべて解けるよ。
ミライくん ミライくん
ありがとうございます、先生!最初は言葉の響きだけで難しそうって思ってたけど、仕組みが分かるとパズルみたいで楽しかったです。日本の真裏は正確には海の上で、近くに南米があるっていうのも、友達に自慢げに話してみます。
佐藤先生 佐藤先生
ははは、ぜひ教えてあげて。じゃあ、最後に最後に今日勉強したことをすっきりとまとめておこうか。これさえ見ておけば、いつでも思い出せるようにね。
ミライくん ミライくん
はい!お願いします。
佐藤先生 佐藤先生
それでは、今回の内容のまとめだよ。

対せき点とは、地球上のある地点から見て、地球の中心を通り抜けたちょうど真反対側にある地点のことです。対せき点の位置(緯度・経度)を求める計算方法と、地図上での見つけ方のルールは以下の通り明確に決まっています。

ある地点の座標から対せき点の座標を求めるには、次の2つのステップを行います。

  • 緯度:北緯と南緯をひっくり返し、数字はそのまま同じにする。(例:北緯35度 → 南緯35度)
  • 経度:東経と西経をひっくり返し、数字は「180 から元の数字を引いた数」にする。(例:東経135度 → 180 から 135 を引いて 西経45度)

テストなどで使われる地図の形式によって、対せき点の位置は以下のように見分けることができます。

  • 一般的な四角い世界地図(メルカトル図法):赤道を基準にして上下(北半球と南半球)をひっくり返し、さらに地図の横幅のちょうど半分(半周分)だけ左右にずらした場所に対せき点があります。
  • 中心からの距離が正しい丸い世界地図(正距方位図法):ある都市を中心とした地図の場合、その地図の「一番外側の円のフチ(境界線)」のすべてが、中心にある都市の対せき点(地球で一番遠い場所)を示しています。

日本(北緯35度、東経135度付近)の正確な対せき点は、南米の近くにある「南緯35度、西経45度付近の大西洋(海の上)」となります。


【第1問】 「北緯40度」の地点のちょうど真裏にあたる、対せき点の緯度はどれか?

緯度の対せき点ルールは「北と南をひっくり返し、数字はそのまま同じにする」です!よって北緯40度の真裏は「南緯40度」になります。

【第2問】 「東経60度」の地点のちょうど真裏にあたる、対せき点の経度はどれか?

経度の対せき点ルールは「東と西をひっくり返し、180から元の数字を引く」です!180 - 60 = 120 となるので、正解は「西経120度」です。

【第3問】 「東京を中心とした正距方位図法(丸い地図)」において、東京の対せき点はどこに表されるか?

中心からの距離が正しく表される丸い地図(正距方位図法)では、中心から一番遠い場所である「一番外側の円のフチ全体」がその都市の対せき点(真裏)になります!

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