【古文】敬語の「本動詞」と「補助動詞」の見分け方!たった1つのルールで簡単解説
古文の敬語(本動詞と補助動詞)について先生と学ぼう!
先生、古文の敬語に出てくる「本動詞」と「補助動詞」の区別が全然つきません。どちらも同じ「給ふ」とか「奉る」みたいな形をしていて、見分けられなくて困っています。
なるほど、ミライくん。たしかに見た目がまったく同じ言葉を使うから、最初は混乱しやすいよね。でも実は、見分け方はたったひとつ、すごくシンプルなルールがあるんだよ。
えっ、本当ですか!? ぜひ教えてほしいです!
そのルールとは、「その言葉のすぐ上に『て』や『で』、または連用形などの別の動詞があるかどうか」なんだ。
上にある言葉ですか?
そう。まず本動詞というのは、その言葉自体が「与える」とか「申し上げる」みたいに、メインの意味を持っている動詞のことなんだ。だから「〜て」のような言葉をはさまずに単独で使われるよ。たとえば「薬を給ふ」なら「薬をくださる」という意味の本動詞だね。
なるほど、それ自体が普通の動詞として意味を持っているのが本動詞なんですね。じゃあ補助動詞の方はどうなんですか?
補助動詞は、上の動詞にくっついて、その動詞に「〜なさる」とか「〜申し上げる」という敬意の意味をプラスするだけの言葉なんだ。だから、必ず直前に別の動詞があって、「書きて給ふ(お書きになる)」や「思ひ奉る(申し上げます)」みたいに、「動詞+て(または連用形)+敬語」の形になるんだよ。
あ! 別の動詞の後ろにくっついてサポートしているから「補助」動詞なんですね!
大正解! 自分のメインの意味が消えて、上の動詞のサポートに回っているのが補助動詞なんだ。直前に別の動詞があるかどうかが、最大の見分けポイントだよ。
直前の言葉を見るだけでいいなら、テストでもすぐに見分けられそうです!
そうだね。じゃあ、今日のまとめを整理してみよう。
1. 本動詞
その言葉自体がメインの意味(「お与えになる」「申し上げる」など)を持つ敬語です。
直前に別の動詞がなく、単独で使われます。
例:薬を給ふ(薬をお与えになる)
2. 補助動詞
直前にある別の動詞にくっついて、敬意の意味(「〜なさる」「〜申し上げる」など)を添える敬語です。
「動詞の連用形(または+て・で)+敬語動詞」の形になり、メインの意味は上の動詞が担います。
例:書きて給ふ(お書きになる) / 思ひ奉る(お思い申し上げる)
その言葉自体がメインの意味(「お与えになる」「申し上げる」など)を持つ敬語です。
直前に別の動詞がなく、単独で使われます。
例:薬を給ふ(薬をお与えになる)
2. 補助動詞
直前にある別の動詞にくっついて、敬意の意味(「〜なさる」「〜申し上げる」など)を添える敬語です。
「動詞の連用形(または+て・で)+敬語動詞」の形になり、メインの意味は上の動詞が担います。
例:書きて給ふ(お書きになる) / 思ひ奉る(お思い申し上げる)
理解度チェッククイズ(全3問)
【第1問】古文の敬語で「本動詞」と「補助動詞」を見分けるための最大のポイントはどこを見るべきでしょうか?
【第2問】「書きて給ふ(お書きになる)」の「給ふ」は、本動詞と補助動詞のどちらでしょうか?
【第3問】「本動詞」の説明として最も正しいものはどれでしょうか?
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