古文の「~したい」はこれ!助動詞「まほし」の意味・接続・活用を解説
心からの願いを伝える!助動詞「まほし」の基本
佐藤先生
ミライくん、こんにちは。今日は古文の助動詞「まほし」について一緒に勉強していこうか。この言葉、どこかで聞いたような響きがないかな? 📝
ミライくん
先生、こんにちは。まほし……。うーん、なんとなく「~したい」みたいな感じがしますけど、はっきりとは思い出せません。 🤔
佐藤先生
お、勘がいいね!その通り。「まほし」は、話し手の「~したい」という希望を表す助動詞んだ。実はこれ、ミライくんもよく知っているある言葉が変化してできたものなんだよ。 ✨
ミライくん
僕が知っている言葉ですか?
佐藤先生
そう。古文で「~してほしい」というときは「~まほしく思う」なんて言ったりするんだけど、もともとは「ま欲し(まほし)」といって、「真(ま)」に「欲し(ほし)」、つまり「心から欲しい」という言葉がくっついて生まれたんだ。 💖
ミライくん
へえー!「マジで欲しい」みたいな感じですね(笑)。
佐藤先生
ははは、現代風に言えばまさにそれだね!「心底そうしたい」という強い気持ちがギュッと凝縮された言葉なんだ。だから、意味は「~したい」という「希望」一つだけだと思っていいよ。 🎯
ミライくん
意味が一つだけなら、前回の「べし」よりずっと簡単そうです。でも、古文って接続とか活用がややこしいですよね……。
佐藤先生
そこも「まほし」は覚えやすいポイントがあるんだ。まず接続だけど、ミライくん、動詞の「未然形」って覚えているかな?「ない」につながる形だよ。
ミライくん
はい、「書かない」の「書か」とか、「食べない」の「食べ」ですよね。
佐藤先生
正解!「まほし」はその「未然形」にくっつくんだ。「行か・まほし(行きたい)」とか「見・まほし(見たい)」という感じだね。 📔
ミライくん
未然形、つまり「まだやっていないこと」に対して「したい!」って願うわけですね。
佐藤先生
その通り。まだ実現していないからこそ、心から願うんだよね。そしてもう一つ、活用についても面白い特徴があるんだ。ミライくん、「まほし」の最後を見てごらん。「し」で終わっているよね?
ミライくん
はい、終わってますね。
佐藤先生
これ、形容詞の「美しい」とか「楽しい」と同じ活用の仕方をするんだ。だから、形容詞の活用をマスターしていれば、新しく覚える必要はないんだよ。 ✔️
ミライくん
あ、本当だ!「まほしく・まほしから/まほしく・まほしかり/まほし……」って感じですか?
佐藤先生
完璧だよ。形容詞の「から・かり・し・き・けれ」というリズムに乗せればいいだけなんだ。特に、後ろに別の助動詞がくっつくときは「まほしかり」という形をよく使うから、そこだけ注意しておけば大丈夫。 💪
ミライくん
なるほど。意味は「~したい」、形は「形容詞と同じ」と。なんだか「まほし」と仲良くなれそうな気がしてきました。
佐藤先生
それはよかった。ただ、テストでよく狙われる注意点が一つだけあるんだ。それは「誰の希望か」ということ。 ⚠️
ミライくん
誰の希望……?僕がしたい、じゃないんですか?
佐藤先生
基本的には「話し手」の希望なんだけど、古文の物語の中で登場人物がしゃべっているときは、その「しゃべっている人」の希望になるんだ。主語が省略されていることが多いから、「誰がそうしたいと思っているのか」を文脈から読み取るのが、点数をアップさせるコツだよ。 💡
ミライくん
なるほど。「誰の心からの願いなのか」を意識しながら読めばいいんですね。
佐藤先生
その通り。じゃあ、最後に「まほし」のポイントを整理して、一目で理解できるようにまとめておこうか。 ⌛
助動詞「まほし」を理解するためのポイントは、以下の通りです。
1. 基本の意味
意味は「希望」です。「~したい」と訳します。「真に(心から)欲しい」という言葉が語源になっており、強い願望を表します。
2. 接続
動詞などの「未然形」にくっつきます。「まだ実現していないこと」を願うため、未然形に接続すると覚えましょう。
3. 活用
形容詞と同じ「シク活用」型です。
まほしく・まほしから/まほしく・まほしかり/まほし/まほしき・まほしかる/まほしけれ/○
形容詞と同じリズムで活用すると覚えておけば間違いありません。
4. 読解のコツ
基本的には「話し手の自分自身の希望」を表します。物語文では、その場面で発言している人物の「~したい」という気持ちとして捉えましょう。
古文で「まほし」を見つけたら、まずは「~したいんだな」とシンプルに考えてみてください。それだけで、登場人物の気持ちがぐっと身近に感じられるはずですよ。 ✨
「まほし」理解度チェック!
Q1. 「まほし」の意味として正しいものは?
Q2. 「まほし」は、直前の言葉の何形にくっつく?
Q3. 「まほし」の活用の種類は、何と同じ?
