被子植物と裸子植物の違いとは?見分け方と分類のコツをプロが優しく解説

💡 佐藤先生とミライくんの特別授業:植物の分類をマスターしよう!

佐藤先生 佐藤先生
「ミライくん、こんにちは。今日は植物の分類について勉強しよう。特に、中学校の理科のテストで本当によく狙われる『被子植物(ひししょくぶつ)』と『裸子植物(らししょくぶつ)』の違いについてだ。どこかで聞いたことはあるかい?」
ミライくん ミライくん
「佐藤先生、こんにちは。名前は聞いたことがあります!でも、漢字が難しくて、どっちがどっちだかいつも分からなくなっちゃうんです。ひし植物と、らし植物……なんだか呪文みたいで、覚えられる気がしません」
佐藤先生 佐藤先生
「ははは、確かに普段使わない漢字だから難しく感じるよね。でも大丈夫、この二つの違いは、実はある『一つのパーツ』に注目するだけで、誰でも一発で見分けられるようになるんだ。まずは、そのパーツの名前から確認していこう。ミライくん、アサガオやヒマワリの種って、どうやってできるか知っているかい?」
ミライくん ミライくん
「ええと、花が咲いたあとに、枯れたところから種ができますよね?」
佐藤先生 佐藤先生
「その通り。大正解。植物が仲間を増やすために作る種のことを、理科では『種子(しゅし)』と言うんだ。画像で図を見なくても、言葉のイメージで捉えていこう。この種子を作る植物全体のことを『種子植物』と呼ぶ。今回勉強する被子植物も裸子植物も、どちらも種子を作って仲間を増やす『種子植物』のメンバーんだよ」
ミライくん ミライくん
「なるほど、どちらも種を作る仲間なんですね。じゃあ、何が違うんですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「違いはね、種子になる前の『赤ちゃん』の部屋の作りに戻るんだ。花の中には、将来、種子になる大切な部分がある。その部分の名前を『胚珠(はいしゅ)』と言うんだ。この胚珠という言葉、聞いたことはあるかな?」
ミライくん ミライくん
「はい、授業で聞いた気がします。胚珠が種子になるんですよね」
佐藤先生 佐藤先生
「素晴らしい、よく覚えているね。その胚珠のまわりに、もう一つ『子房(しぼう)』という部屋があるかどうかが、今回の最大のポイントなんだ。理科の教科書で、花のつくりを習ったときのことを思い出してみよう。花の真ん中に、めしべという柱が立っているよね」
ミライくん ミライくん
「ありますね。ペロペロキャンディーみたいな形のやつです」
佐藤先生 佐藤先生
「そうそう、そのイメージで合っているよ。めしべの根元の膨らんでいる部分を『子房』と言って、その子房の中に、小さな粒のような『胚珠』が入っているんだ。ミライくん、この『子房の中に胚珠が入っている』という状態を、洋服に例えてみよう。胚珠が体で、子房がコートだとすると、胚珠はコートをしっかり着込んでいる状態だよね」
ミライくん ミライくん
「服を着ている状態ですか。確かに、子房という部屋の中に包まれて守られていますね」
佐藤先生 佐藤先生
「その、胚珠が子房に『被(かぶ)さられている』植物のことを、漢字で『被子植物』と言うんだ。『逆にかぶさる』の『偏』という漢字は、布団を被るとか、帽子を被るという意味があるだろう?つまり、子房の布団を被っているから、被子植物。こう考えると、少しイメージが湧いてこないかい?」
ミライくん ミライくん
「あ、本当だ!『被る』という漢字が入っているから、子房を被っている、つまり中に隠れているってことなんですね。これなら漢字の意味と一緒に覚えられそうです!」
佐藤先生 佐藤先生
「それは良かった。では、もう一つの『裸子植物』はどうだろう。『裸(はだか)』という漢字が使われているよね。洋服の例えで言うと、どういう状態だと思う?」
ミライくん ミライくん
「ええと……裸ということは、コートを着ていないってことですか?つまり、子房の部屋がない?」
佐藤先生 佐藤先生
「その通り、大正解。裸子植物には、めしべの根元にある『子房』という部屋がないんだ。だから、中にあるはずの胚珠が、外から丸見えの状態、つまり『むき出し』になっている。胚珠が裸の状態でついているから『裸子植物』と言うんだよ」
ミライくん ミライくん
「なるほど!子房の部屋があって、胚珠が包まれているのが被子植物。子房の部屋がなくて、胚珠がむき出しになっているのが裸子植物。めちゃくちゃ分かりやすいです!でも先生、子房がないってことは、裸子植物にはめしべがないんですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「良いところに気がついたね。裸子植物にも、仲間を増やすための花はあるんだ。ただ、僕たちが普段見ている桜やチューリップのような、きれいな花びらがある花とは、見た目が全然違うんだよ。裸子植物の花は、地味で、ウロコのようなものがたくさん集まった形をしているんだ。例えば、マツの木って知っているかい?」
ミライくん ミライくん
「マツの木なら知っています。あの、チクチクした葉っぱの木ですよね。公園とかによくあります」
佐藤先生 佐藤先生
「そう、そのマツの木だ。マツの木には、秋になると『松ぼっくり』ができるよね。実は、あの松ぼっくりこそが、マツの『めしべが集まった花』が成長したものんだよ」
ミライくん ミライくん
「ええっ!松ぼっくりって、花だったんですか?全然花っぽくないです……」
佐藤先生 佐藤先生
「そうだよね。理科では、あれを『雌花(めばな)』と呼ぶんだ。松ぼっくりのウロコを一枚剥がしてみると、そのウロコの根元に、小さな粒が二つくっついている。その粒が『胚珠』んだ。ウロコの上にただ乗っかっているだけだから、上から見たら丸見えだろう?部屋に閉じ込められていないよね。これが『胚珠がむき出し』という意味なんだよ」
ミライくん ミライくん
「へえー!松ぼっくりのウロコの上に、そのまま種子の赤ちゃんが乗っているんですね。だから裸子植物なんだ。じゃあ、被子植物の方は、花が咲いたあとどうなるんですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「被子植物は、さっき言ったように子房の中に胚珠がある。花が咲いて、受粉(じゅふん)といって、おしべの花粉がめしべの先につくと、胚珠は成長して『種子』になる。キー、まわりを包んでいた部屋である『子房』も、一緒に大きく成長して『果実(かじつ)』というものに変身するんだ」
ミライくん ミライくん
「果実って、リンゴやミカンみたいな、食べるフルーツのことですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「そう、それも果実だね。リンゴを思い浮かべてごらん。僕たちが美味しく食べる周りの甘い部分が『子房』が育ったもので、真ん中を食べ進めると、硬い芯の中に種が入っているよね。あの種が『胚珠』が育ったものなんだ。つまり、被子植物は『子房が果実になり、胚珠が種子になる』という変化をするんだよ」
ミライくん ミライくん
「あ、リンゴの形そのものが、子房と胚珠の関係になっているんですね。真ん中の種を守るように、まわりが果実になっている。じゃあ、裸子植物は子房がないから、果実もできないってことですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「その通り。裸子植物には果実ができない。だから、松ぼっくりが熟すと、ウロコの間から羽のついた種子がそのまま風にのって飛び出してくるんだ。果実というお肉がないから、種がそのまま露出しているんだよ」
ミライくん ミライくん
「なるほど。果実ができるかできないかも、大きな違いなんですね。先生、なんとなく分かってきましたが、テストのときに『どっちがどっちの植物か』を具体的に聞かれたら、答えられる自信がまだありません。どんな植物が被子植物で、どんな植物が裸子植物なのか、見分けるコツはありますか?」
佐藤先生 佐藤先生
「もちろんあるよ。まず、世の中にある植物のほとんどは『被子植物』だと思っていい。僕たちが普段『きれいな花だな』と眺めるものの9割以上は被子植物だ。アサガオ、ヒマワリ、サクラ、タンポポ、チューリップ、アブラナ。野菜や果物だって、トマト、キュウリ、リンゴ、スイカなど、全部被子植物だよ。だって、みんな実(果実)の中に種があるだろう?」
ミライくん ミライくん
「確かに、普段見る植物や食べる野菜は、みんな種が中に隠れていますね。じゃあ、裸子植物の方は、種類が少ないんですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「そうんだ。中学生の理科のテストに出る裸子植物は、実は4つしか出ないと言ってもいいくらい、決まったものしか出ないんだ。だから、この4つを呪文のように丸暗記してしまえば、それ以外は全部被子植物だと判断できるよ。その4つを今から教えるね」
ミライくん ミライくん
「4つだけですか!それなら僕でも覚えられそうです。教えてください!」
佐藤先生 佐藤先生
「裸子植物の代表的な4つは、『マツ』『スギ』『イチョウ』『ソテツ』だ。声に出して言ってみよう。『マツ、スギ、イチョウ、ソテツ』だ」
ミライくん ミライくん
「マツ、スギ、イチョウ、ソテツ……。マツはさっきの松ぼっくりですね。スギは花粉症で有名なあのスギですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「そう、あのスギだ。スギもマツの仲間だから、小さな松ぼっくりみたいな実をつけるんだよ。これも子房がなくて、胚珠がむき出しの花を咲かせる。そして3つ目のイチョウ。秋になると葉っぱが黄色くなって、綺麗だよね」
ミライくん ミライくん
「イチョウ、知っています!でも先生、イチョウって『銀杏(ぎんなん)』がなりますよね?あれって果実じゃないんですか?すっごく臭いやつですけど……」
佐藤先生 佐藤先生
「いい質問だね。そこは多くの人が引っかかる罠なんだ。実は、銀杏のあの臭くて柔らかい部分、あれは果実ではなくて、実は『種子の皮(種皮)』が分厚くなったものなんだよ。イチョウの花をよく見ると、やっぱり子房はなくて、枝の先に胚珠が直接2つくっついているんだ。だから、イチョウも立派な裸子植物なんだよ」
ミライくん ミライくん
「へえー!あれは果実じゃなくて、種の皮なんですか。騙されるところでした。最後のソテツって、どんな植物ですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「ソテツは、南国の南の島によく生えている、ヤシの木を小さくしたようなゴツゴツした植物だよ。学校の校庭や、大きな公園の入り口に植えられていることもある。この4つ(マツ、スギ、イチョウ、ソテツ)に共通するのは、どれも木(木本植物)であるということ、そして花びらがない地味な花を咲かせるということだね。この4つの名前は、テストの選択問題で本当によく出るから、しっかり頭に叩き込んでおこう」
ミライくん ミライくん
「分かりました。『マツ、スギ、イチョウ、ソテツ』。この4つが裸子植物で、それ以外のアサガオやタンポポみたいな普通の植物はみんな被子植物、ですね!」
佐藤先生 佐藤先生
「その通り。完璧だ。ではここで、もう少しだけ知識を深めてみよう。被子植物のグループは、さらに二つのグループに分けることができるんだ。ここもテストでセットで狙われるポイントだから、一緒に整理しておこう。ミライくん、植物の種が芽を出したとき、最初に開く葉っぱのことを何て言うか知っているかい?」
ミライくん ミライくん
「ええと……最初の葉っぱだから、初葉(しょよう)……じゃなくて、双葉(ふたば)ですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「お、惜しい!アサガオの芽が出たときは、2枚の葉っぱが開くから双葉って言うよね。理科の専門用語では、この最初の葉っぱのことを『子葉(しよう)』と言うんだ。そして、アサガオのように、最初に子葉が『2枚』出てくる植物のことを『双子葉類(そうしようるい)』と呼ぶんだよ」
ミライくん ミライくん
「あ、双葉の『双』ですね。2枚だから双子葉類。じゃあ、最初から1枚しか出ない植物もあるんですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「そうなんだ。例えばトウモロコシやイネ、チューリップの芽を思い浮かべてごらん。細い葉っぱが『1枚』だけ、ツンと尖って生えてくるだろう?このように、子葉が1枚しか出ない植物のことを『単子葉類(たんしようるい)』と言うんだ」
ミライくん ミライくん
「なるほど。2枚なのが双子葉類で、1枚なのが単子葉類。被子植物は、この二つに分かれるんですね。これは裸子植物にはない特徴なんですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「良い質問だね。裸子植物は、子葉がもっとたくさん、たくさん出てくるものが多いんだ。例えばマツの芽が出るときは、細い葉っぱが傘の骨みたいに何枚もぐるっと輪になって出てくる。だから、双子葉類や単子葉類という分類は、あくまで『被子植物』の中だけのお話なんだよ」
ミライくん ミライくん
「そうなんですね。じゃあ、双子葉類と単子葉類の違いは、最初の葉っぱの枚数だけなんですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「いや、実は葉っぱの枚数だけじゃなくて、成長したあ後の『葉っぱのすじ(葉脈)』や『茎の中のつくり(維管束)』、『根っこの形』まで、全部がセットで違っているんだ。これがまたテストでよく出るから、言葉でしっかり整理していこう。まず、葉っぱのすじ、つまり『葉脈(ようみゃく)』から見ていこう。ミライくん、アサガオやサクラの葉っぱって、すじがどんな風に走っているか覚えているかい?」
ミライくん ミライくん
「ええと、網の目のように、細かく枝分かれして広がっていますよね」
佐藤先生 佐藤先生
「その通り。網の目のようになっている葉脈のことを『網状脈(もうじょうみゃく)』と言うんだ。これは双子葉類の特徴だよ。一方で、トウモロコシやササの葉っぱはどうだろう。すじが根元から先っぽまで、まっすぐ平行に走っているのを見たことがないかい?」
ミライくん ミライくん
「あ、あります!ピッと引っ張ると、まっすぐ縦にきれいに裂ける葉っぱですよね」
佐藤先生 佐藤先生
「そうそう。あのまっすぐ平行に走っている葉脈のことを『平行脈(へいこうみゃく)』と言うんだ。これは単子葉類の特徴だ。つまり、子葉が2枚の双子葉類は『網状脈』、子葉が1枚の単子葉類は『平行脈』になるんだよ」
ミライくん ミライくん
「なるほど。葉っぱを見ただけで、どっちの仲間か分かるんですね。茎の中はどうなっているんですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「茎の中には、水や栄養が通るくだ(維管束)があるんだけど、この並び方も全然違うんだ。双子葉類の茎を輪切りにすると、くだが綺麗に『輪の形(円をえがくよう)』に並んでいる。整然と並んでいるイメージだね。逆に、単子葉類の茎を輪切りにすると、くだが全体に『バラバラ(散らばって)』に存在しているんだ。これを理科では『散在(さんざい)している』と言うよ」
ミライくん ミライくん
「双子葉類はきれいに丸く並んでいて、単子葉類はあちこちに散らばっている。全然違いますね。根っこはどうですか?」
佐藤先生 佐藤先生
「根っこも特徴的だよ。双子葉類の植物を引き抜くと、真ん中に太い根っこが1本ドスンと通っていて、そこから細い根っこが枝分かれして生えている。この太い根を『主根(しゅこん)』、細い根を『側根(そっこん)』と言うんだ。ミライくん、タンポポを抜こうとしたとき、なかなか抜けなくて苦労したことはないかい?」
ミライくん ミライくん
「あります!タンポポって、地面の奥まで太い根っこが続いていて、途中でブチッと切れちゃうんですよね」
佐藤先生 佐藤先生
「そう、それが主根と側根の強さだね。一方で、単子葉類の植物、例えば雑草のメヒシバやネギを抜くと、太い根っこはなくて、根元から髪の毛みたいな細い根っこがドバッと大量に生えているだろう?あの、ラーメンの麺みたいに広がった根っこのことを『ひげ根』と言うんだよ」
ミライくん ミライくん
「あ、ネギの根っこってまさにそれですね!白いヒゲがいっぱい生えています。あれがひげ根ですか」
佐藤先生 佐藤先生
「その通り。これで被子植物の中の、双子葉類と単子葉類の違いもバッチリだね。せっかくだから、ここまでお話ししたことを、頭の中で整理するために、上から順番にまとめてみよう。まず、種子を作って増える『種子植物』という大きなグループがある。それが、胚珠が子房に包まれている『被子植物』と、胚珠がむき出しの『裸子植物』に分かれる」
ミライくん ミライくん
「はい、そこはバッチリです!」
佐藤先生 佐藤先生
「そして、被子植物のほうは、さらに子葉が2枚の『双子葉類』と、子葉が1枚の『単子葉類』に分かれる。双子葉類は、葉っぱが網状脈で、茎のくだが輪の形に並んでいて、根っこが主根と側根。単子葉類は、葉っぱが平行脈で、茎のくだがバラバラに散らばっていて、根っこがひげ根。どうだい、こうやってつながりで覚えると、バラバラに暗記するよりもすんなり頭に入ってこないかい?」
ミライくん ミライくん
「本当ですね!最初は漢字ばかりでパニックになりそうでしたけど、一つひとつの特徴が理由つきで繋がっているので、頭の中で引き出しが綺麗に整理された感じがします!」
佐藤先生 佐藤先生
「それは素晴らしいよ、ミライくん。理科の勉強は、ただ言葉を覚えるんじゃなくて、『なぜそういう名前なのか』『どうしてその形になっているのか』を考えると、一気に得意科目に変わるんだ。テストに出るときは、植物の特徴が色々な角度から問題にされるから、今話した内容を頭の中で並べ替えながら解いてみるといいよ」
ミライくん ミライくん
「分かりました!マツ, スギ, イチョウ, ソテツの4つを見つけたら裸子植物。それ以外で、葉っぱが網の目なら双子葉類、まっすぐなら単子葉類。これで次のテストは自信を持って臨めそうです!」
佐藤先生 佐藤先生
「その意気だね。よく頑張った。では、最後に今日のまとめとして、被子植物と裸子植物の違い、そして被子植物の分類について、結論を綺麗に整理しておこう。ここをいつでも見返せるようにしておけば、復習のときも一瞬で思い出せるはずだよ」

📝 結論

種子を作って仲間を増やす「種子植物」は、花のつくり、特に「胚珠(はいしゅ)」と「子房(しぼう)」の関係によって、大きく以下の二つに分類されます。

1.被子植物と裸子植物の決定的な違い

  • 被子植物(ひししょくぶつ)
    • 花のつくり:胚珠が子房の中に包まれて隠れている。
    • 変化:受粉後、胚珠は「種子」になり、子房は「果実」に成長する。
    • 代表例:アサガオ、ヒマワリ、サクラ、タンポポ、アブラナ、トマトなど(世の中の多くの植物)。
  • 裸子植物(らししょくぶつ)
    • 花のつくり:子房がなく、胚珠が外側にむき出し(裸の状態)になっている。
    • 変化:受粉後、胚珠は「種子」になるが、子房がないため「果実」はできない。
    • 代表例:マツ、スギ、イチョウ、ソテツ(テストに出る主要な4種類)。

2.被子植物のさらなる分類(双子葉類と単子葉類)

被子植物は、種から最初に出る葉(子葉)の枚数によって、さらに二つのグループに分かれます。それぞれの特徴は全てセットで覚えるのがポイントです。

🌱 双子葉類(そうしようるい)

  • 子葉の枚数:2枚(双葉の形)
  • 葉脈(葉のすじ):網状脈(網の目状に広がる)
  • 維管束(茎のくだ):輪の形に綺麗に並んでいる
  • 根の形:主根(太い根)と側根(細い根)
  • 代表的な植物:アサガオ、タンポポ、アブラナ、エンドウ

🌾 単子葉類(たんしようるい)

  • 子葉の枚数:1枚(細長い形)
  • 葉脈(葉のすじ):平行脈(根元から先へ平行に走る)
  • 維管束(茎のくだ):全体にバラバラに散らばっている
  • 根の形:ひげ根(細い根が多数広がる)
  • 代表的な植物:トウモロコシ、イネ、チューリップ、ユリ

⚠️ 植物の分類問題を解く際は、まず「マツ、スギ、イチョウ、ソテツ」の裸子植物かどうかを確認し、それ以外であれば被子植物として、葉脈や根の形から「双子葉類」か「単子葉類」かを判断していくことで、確実に正解を導き出すことができます。


【第1問】 胚珠が子房に包まれておらず、むき出しになっている植物を何というか?

むき出し(裸の状態)なので「裸子植物」が正解です!マツ、スギ、イチョウ、ソテツがこれに当たります。

【第2問】 次のうち、「裸子植物」に分類される植物はどれか?

テストに出る裸子植物は「マツ、スギ、イチョウ、ソテツ」の4つ!イチョウの実は果実ではなく種皮が厚くなったものです。

【第3問】 葉脈が「平行脈」で、根が「ひげ根」になっている被子植物のグループはどれか?

子葉が1枚の「単子葉類」は、葉脈が平行で、根っこがラーメンの麺のようなひげ根になります。

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